6/21(土) やめられない、とまらない お話。 | FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

  不定期更新
  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』



 「ふと気がついたら、東京行きの高速バスに乗ってました・・・。」



というのは ほぼウソですが、事後の感覚としては正にそんな感じ。

ガマンして “ 行かない “ ことに決めてたはずなのにな~。
既にビョーキの域なのか?





常習性にまつわる話題として記憶に新しいところでは、やっぱ『ASKA』ですかね~。
一連の報道の中で私が一番ショックだったのは、

 ~ 『飛鳥涼』が “ 本名 “ じゃなかった!

ってところです。
マジメな話、『飛鳥涼』が芸名である可能性に思い及んだことすらなかった自分に ちょっとがっかりです。


同じ轍は踏むまい!

ということで、『チャゲ』に関しては きっと 7割方 “ 芸名 “ ではなかろうかと睨んでおりますが、果たして真相は如何に・・・?









以下、常習性にまつわる話題、本題です。






東京浅草にて、『剱伎衆かむゐ (けんぎしゅう かむい)』公演 観覧。

ゲストとして Pf. 弾き語りシンガーソングライター『小林未郁 (こばやしみか)』さん 出演。


 「やっぱり “ そこ “ か・・・。」
 「御意!」





高速バスで 9:40 ごろ渋谷到着。
浅草の公演は 14:00 開演なので、それまでに またまたいつものコース。

パルコブックセンター → 東急ハンズ。
(これもまた常習性あり?)


東急ハンズは、なんとな~くブラブラするのもけっこう好きなんですが、今回は明確な目的があってそれに叶う部材を物色。
その目的とは・・・。

 ~ 少年の接続。


世界中で 5人くらいにはその意味を理解していただけるものと信じておりますが、その他の方々(ほぼ全人類)にはいろいろと誤解を招きかねない表現かと。
真相を知りたい方は、ぜひ『FJスズキ』ソロ ライブをご覧くださいませ。


・・・と、ヒジョーにさりげない流れでライブの宣伝もさせていただいております.
但し、必ずしも真相が分かるという保証はございませんので悪しからず。


「接続方法」を頭の中でぐるぐる考えながら、店内を螺旋状にぐるぐる上って行くのが楽しい。

結果、ズバリの答えは出ませんでしたが。
一応 “ キープ “ のネタのためにいくつか部材を購入。
そしてそのままお蔵入りのあれやこれやが山のように溜まって行くのも いつものパターン。






浅草へ。



14:00 ~


● レストランシアター 浅草六区ゆめまち劇場
 『浅草六区ゆめまち劇場 こけら落とし公演 かむゐ剱参LIVE ~We are Japanese!!~』




そういえば、「浅草ROX」がリニューアルするというお話は なんとな~く小耳に挟んではおりました。
会場は 確かに「劇場」という趣で、全席テーブル付き。ディナーショーなんかが似合いそう。


6/17 ~ 21 の 5日間で全 7公演。

殺陣(要はチャンバラね。)を軸に、演舞や芝居/舞といった身体表現で『和』を体現するパフォーマンス集団。
全 7回の公演では、様々なジャンルから 毎回すべて違ったゲストを招いてのコラボレーションやトークもありといった趣向とのこと。


私が拝見したのは楽日の昼公演で、そのゲストが『小林未郁』さん ということだったわけです。




剱伎衆かむゐ と 小林未郁さん とはもう 10年来の盟友といった感じだそうですが、私が初めて拝見したのが 2012年 2月の

 『糸蘭懐石 × SAMURAI SPIRIT』 (@ 東京キネマ倶楽部)

というイベント。
小林未郁さん の企画ライブ『懐石』シリーズと 剱伎衆かむゐ のパフォーマンスとのコラボで、今回の演目も概ねその流れを踏襲したものという認識でよろしいかと思います。
さらに言うと ここ 5年ほど、イタリアを中心としたヨーロッパ各国やベトナムといった海外ツアーにもこれに近い形態で遠征されていて、今回はむしろその海外公演寄りの演目構成だった模様。(恐らく。)


・・・という具合に説明し始めると、「私なんぞが語っても・・・。」という毎度お馴染みの おこがましい状況に陥ってしまうのですが。
それも含めて『覚え書き』ということで。




第一部では、『宮本武蔵』をモチーフにした演目や、小林未郁さん 楽曲の『せむし男の恋』に載せた芝居形式の演目など。
但し、基本的に台詞は無し。
海外でも通じるパフォーマンスとして、あえて「言葉」に頼らないというスタンス。
(そういう意味では、今回の様なトークを交えたショーという形態自体がレアだそうで。)

逆に(という表現が適当か否かは不明ですが)、小林未郁さん は海外でのご自身のオリジナル楽曲演奏は あえてそのまま日本語での歌唱に拘っておられます。それをきっかけに日本に興味を持ってもらえたらいい、的な。


この『せむし男の恋』の演目、先の『糸蘭懐石~』では生でも DVD でも拝見していて 筋は充分に把握しておりましたが、何故か泣けた~。自分でも意外なほどに涙が流れてて むしろそんな状況に笑ってしまいそうでした。
客席が暗くて助かりました。(笑)



第二部は、小林未郁さん のアニメ・サントラ曲 2曲歌唱で幕開け。
続いて 演舞や、生演奏の『桜の園』に当てた舞など。

改めて思い返してみると、今回ギリギリで東京行きを決断したのは「サントラ曲歌唱」だったかも。
確か、公演 3~4日くらい前に 小林未郁さん ツイッターで「サントラ曲の歌唱もあり。」という情報が出て、「!!!」とメーター振り切った感じでした。



これまた、この 小林未郁さん とアニメ・サントラ曲との関わりについても 私が語るのもおこがましいのですが、そこのところの背景をある程度説明しておかないと何故に「!!!」なのかニュアンスが伝わり難いかと思いますので。



具体的には、

 1. アニメ「進撃の巨人」より『ətˈæk ON tάıtn (Attack ON Titan)』
 2. アニメ「機動戦士ガンダムUC」より『EGO』

の 2曲歌唱。


特に「1.」に関しては、ここ最近の「進撃の巨人」に絡む TV CM やら、各種バラエティー番組の中などでその冒頭のインスト・パートだけはよ~く流れてたりするので、実はけっこうみなさん耳にされているのではないかと思います。
実際にアニメをご覧になっている方はお分かりかとも思いますが、真骨頂はその後のヴォーカル・パート。劇中クライマックスシーンの「ここぞ!」というところで「ど~~ん!!」と流れて、正に鳥肌モノです。

ヨーロッパツアーは文化交流の一環として『日本』を紹介するイベントに招かれているケースが多いそうで、そんな中 こうしたアニメ関連の楽曲で現地の日本アニメのファンは大盛り上がりらしい。




ただ、「何故に ” 主題歌 “ ではなく “ サントラ曲 “ なのか?」というところ。


小林未郁さん、実力的に フツーに「主題歌」を歌ってても 全くおかしくないレベルだと思います。

こういったヴォーカリストしてのお仕事というのは、多くは『澤野弘之』さん の手掛ける、アニメ/映画/TV ドラマ のいわゆる「劇伴」作品の中のヴォーカル曲にフィーチャーされる形で歌われてます。


「主題歌」に関しては、まあ、オトナの事情といったところでしょうか。
アニメ色の強い歌手であったり、タイアップの J-POP シンガー/バンド だったり、いずれにしてもメジャーレーベル/事務所に所属する歌手が歌うというのが通例のようで。

それに対してフリーランスの 小林未郁さん、恐らく 澤野さん にとっては 逆にそういったしがらみ抜きで投入できる戦力として非常に “ 使い甲斐のある “ 存在なのではなかろうかと思います。
それらのヴォーカル曲は あくまで「劇伴」という建前ではありますが、主題歌を遥かに凌駕するインパクトで より作品の世界観を深~く印象付ける存在となっているのは、最早 確信犯としか思えない。

さらに言うと、殊 小林未郁さん 歌唱曲の時の「ど~~ん!!」という持って行き方(← あまり伝わらないと思いますけど)が これまた確信犯的で、正直 毎度「ズルいっ!」と思いますけど。(笑)





と、長々と書いてますけど・・・。
(こっちも やめられない、とまらない。)






実は、そういったサントラ曲の歌唱が生で聴けるのはけっこうレアだったりします。


国内では、小林未郁さん ご自身の弾き語りライブではまず聴けない。
まあ 権利的なところのお話もあることでしょうが、それよりも、同じ『歌う』という行為ではあっても「弾き語り」と「サントラ歌唱」というのは別のフィールドとして切り分けているものと思われます。


サントラ曲が “ 生 “ で聴けるのは、基本的には比較的大規模なアニメイベントや DVD 購入者特典イベントとか、あるいは 澤野弘之氏 名義のライブにゲスト出演された時などに限られます。
(過去 地方遠征時に、クラブなどで行われるアニメイベントでの歌唱はあったみたいですが。)



 「じゃあ、そういうイベントで聴けばいいじゃん。」

ということになるのですが・・・。
私自身のサントラ曲との関わり具合も説明しておかないと、ここのところも なかなかニュアンスの伝達が難しい。



そういったアニメ絡みのイベントは、恐らくチケット入手が かなり困難な状況と思われます。
その一方で(というかそれ故に と言うべきか)、回を重ねるごとにチケットがネットオークションに掛けられる件数も増えて行っている模様。
(今正に 7月の某イベントチケットの、アラートに引っ掛かって来る件数たるや!)

すでに、ちょっと不健全な状況に陥っております。


・・・という状況も踏まえて、それらイベントは そのアニメ作品自体をちゃんと評価しているファンの方々が観られるのがより健全な状態だと思っております。
要するに、私の様に『不純な目的』で観覧したいがために横から割り込むのは自粛しよう・・・、という配慮。

もっとも、音楽をきっかけにアニメ作品に辿り着くというのも「きっかけ」として大いにアリだと思いますけどね。





で、結局 何が言いたいのかというと・・・。


それら 私にとっての「内部的」/「外部的」両側面の諸々の状況の重なり合いの上で

 ~ 小林未郁さん のサントラ曲歌唱を “ 生 “ で観られるのは「ラッキー!!」。


というお話。





う~む。
たった 1行で済む内容だったとは・・・。





で。
サントラ曲 2曲、『歌』そのものも もちろんのこと、

 ~ 歌ってる『形』が かっこいい!!


鼻血出そう。






結果 鼻血は出ませんでしたが、この公演中 合計 3回も泣いてしまいました。(笑)







16:00 終演。







もう少し余韻に浸っていたかったのですが、ちょっとバタバタと阿佐ヶ谷へ移動。
インストアライブ観覧。




17:00 ~


● 新星堂&タリーズ阿佐ヶ谷店
 「Cocktail Presents『ツヅリ・ヅクリ』『入日茜』『松本佳奈』フリーライブ!」



もうズバリ、タイトル通りなんですけど。


「Cocktail (カクテル)」という新レーベルに所属の 3組が、阿佐ヶ谷駅隣接の CD ショップにてインストアライブ。

15:00 ~ と 17:00 ~ の 2回開催のうち、17:00 の回にギリギリアウト(!)で到着。
1組目の『入日茜』さん が 1曲目歌唱でした。


各組 15分枠とのことで、3曲ずつ演奏。
『入日茜』さん に続いて『松本佳奈』さん、『ツヅリ・ヅクリ』さん の順。

あくまで私の脳内『妄想連鎖』の話ではありますが、この 3組、ちょうどこの 2ヶ月間でずるずるっと繋がったところでした。


新譜 CD 入手で特典 DVD ゲット。
新譜 2枚買ったので DVD も 2枚素直にいただいてしまいましたが、考えたら 1枚は辞退すればよかった。

あと、特にサインには拘ってはおりませんが、ツヅリ・ヅクリさん だけは既に新譜入手済みだったのでその特典 DVD にサイン貰えばよかった。



まあいいや。










ホントはもう 1件詰め込みたいところでしたが、物理的に断念。

まあ、ほぼ無意識で動いていたにしては 成果は上々という自己評価でよろしいかと。








こんな感じで、冗長な文章も とまらないんですけど・・・。







■ FJスズキ ■