前回記事では、ついつい『社会派ブロガー』の血が騒いでしまいました。
(そのうち 怒られる。)
この日の本題。
まずは、静岡駅南口近くの「静岡ホビースクエア」へ。
静岡市が地場産品のプラモデルを軸に『ホビーのまち』を標榜し、そのホビー関連の地元メーカー関連の常設展示と不定期の企画展を行う施設。
サウスポット静岡というビルの 3F で、「静岡市美術館」の前身の「静岡アートギャラリー」の跡地に当たります。

私は『模型好き』という立場で企画展のスケジュールなどもウォッチングしておりますが、むしろ模型に関心の無い人たちや 市外/県外の人たちにどのくらいアピールしているのか? というところは謎ではございます。
で。
ただ今開催中の企画展。
● 静岡ホビースクエア 『アトリエ サンゴ展 2014 in Shizuoka』
恐らく前回記事の「ルノワール」の彫刻とは違って、静岡市民であれば 何かしらのイベント告知ポスターやらチラシなどでその作風は目にされているのではなかろうかと。
もう少し拡げると、静岡県民であれあば ローカル TV CM の人形アニメでご存知かも。
『Atelier SANGO (アトリエサンゴ)』は、『川内ゆうじ』さん という造形作家のスタジオ。
平面/立体/CG 作品などを手掛けてます。
正直、以前は各種ポスターなどに仕上がった作品を見ても 何とな~く流して終わってましたが、数年前に 某イベントに出展されてるのを拝見して、具体的に興味が湧いたという次第。
ここ最近はチラシなど入手する機会があれあば保存しております。
(どこにしまってあるのかは「?」ですが・・・。)
今回の企画展では、基本的にこうしたポスターや TV CM 用に作られた造形物(人形/情景など)と、その仕上がり状態(ポスター現物や TV CM 動画)、加えてアイデアスケッチなどを併せて展示。
もともとは造形物そのものが “ 観賞用 “ として作られた作品というわけではなく、実写の世界で言えば「人形 = 役者」/「背景の造形 = 舞台セット」という関係。
あくまで「写真(さらには印刷物)」や「映像」に収まった状態が完成形態。
でもやっぱり 十二分に “ 生 “ での鑑賞に堪えますけど。
コミカルなタッチの緻密な細工の人形に比べ、背景の造形は意外に荒い。
スタイロフォームや段ボールなど、時にざっくりとした造形だったり、時に塗り残しのある大味な筆致だったり。
ところが、これを写真に仕上がった状態で観ると その “ 荒さ “ が独特の陰影や質感を生んで、人形とのコントラストが活きてます。
ある意味「合理性の追求(= 手を抜けるところは抜く的な)」の側面もゼロではないのでしょうが、恐らく仕上がりのイメージは計算ずくなんだろうな~と思います。
会場内は撮影可とのことだったので、1点だけ “ チョ~感動! “ した作品だけカメラに収めました。
何に/どう感動したのかは、あえて申しませんが・・・。



この作品のためだけにでも もう一度観に行こうと思っております。
次いで、浜松へ。
サッカー中だったからなのかは分かりませんが、電車は意外に空いてました。
● 浜松 なんでモール 『萬yorozuライヴ』

昼の部開催。
3組 出演。
◆ 『宮地俊晴』さん
お初に拝見。
男性 アコギ弾き語り。
声がかちょいい。
オリジナル楽曲から、” バンド系 “ の方かな~と思いましたが、どうもそうでもない感じ。
私の持論もあてにならないのであった。
『汗』が話題に上っておりました。
◆ 『Strawberry Shakers』さん
今回も新作カバー曲あり。
オリジナルも、私的に(恐らく)お初の曲もあり。
まだまだ深い。
こちらは、もしかしたら『冷や汗』をかいた方がいらっしゃるのではないか、という気がしないでもない。(笑)
◆ 『佐助』さん
アコギ・インスト。
30分ライブで ギター 3本投入というのは、我が身に置き換えてみると ちょっと頭クラクラしますが・・・。(笑)
今度のワンマンでは 4本(!)投入だそうです。
ディレイのリピートにリズムをきっちり合わせるという技も、さりげな~く披露されてました。
バスのある時間帯に ゆったり帰って来れるのはよいです。
■ FJスズキ ■