5/24(土) 町田 “ へ “ 行くのだ! (後編) | FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

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  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』



(前編からつづく。)


結局、月をまたいでしまいました。




『東京のささくれ』 『東京のイタリア』町田 へ行く後編。


主目的は、JR町田駅直結の「町田ターミナルプラザ」にて開催される『町田ミュージックパーク』なるフリーライブイベント訪問。


同イベントには以前から何度か訪問しておりますが、ほぼ毎土日の頻度で開催されていて、今回はそのイベント内での『相模の風THEめをと』さん 企画「町田に音楽の風を」の第10回。


出演は、

 ・相模の風THEめをと
 ・河鹿
 ・たかはしようへい
 ・E-Blue

の 4組。


『たかはしようへい』さん は初拝見でしたが、他の 3組は・・・。
みなさん それぞれ本年 年明け後(だったと思いますが)に CD をリリースされていて、それら CD ゲットを兼ねてライブにおジャマするチャンスを窺っておりました。
が、どなたも なかなか予定が合わない。

「う~む・・・。」と思っていたところに、この出演者オーダー。
見た瞬間、

 「行くっ!!」

と、最早 脳味噌を経由しない反射で即決。





以前 何度か書いた記憶がありますが(恐らく旧ブログにて)、私内部には(実践できているかどうかは別として)『フリーライブに臨む心構え』というのがございます。

一言で言うと、

 ~ 主催者への『還元』を怠るべからず。

という感じ。


この件を改めてちょっと詳しく書いてみようと思って、出先に PC を持ち出してまで書き進めておりました。
が、単純な話をわざわざ難しく書こうとして袋小路に入り込むという中二病感満載の冗長な文章に。
シンプルに書き直しました。





フリーライブを観に行く際には「無料だから。」という理由で行ったことはなく、「観たいミュージシャンを観に行く。」という感覚。
従って、観たい人を観て「うわ~~い!♡」ってなって浮かれて帰って来るということを繰り返しておりました。

が、ある時

 ~ 『無料』だからこそ、主催者に ちゃんと『還元』しないといかんのではないか?

と思い付いて、それ以降は例えば商業施設のフリーライブなら その店内で飲食するとか、街おこし的イベントならその界隈で飲食するとか、一応 私なりに何らか具体的な『還元』を心掛けております。


本来ならそのイベントの趣旨をきっちり理解した上で、その趣旨に沿った『還元』が理想ではありましょうが、手っ取り早く「飲食でお金を落とす。」くらいの内容で むしろ自分自身を納得させているという側面もなきにしもあらず。
それでも「フリーライブを “ タダ観 “ してしまった・・・。」という罪悪感が緩和されるのも確か。
いずれにしても私自身の一方的な都合でしかありませんが。



過去にこの「町田ミュージックパーク」に訪問した際にも、会場の 町田ターミナルプラザ内やその周辺のお店で飲食をして、一応の『還元』は心掛けてはおりました。
別件のライブに向かう道すがらという事情で滞在時間も限られていたこともあり、まあ そんなところかな~と。


今回は、” 主目的 “ として町田を訪問。
このイベントは恐らく町田の街おこし目的であろうと考えると、『町田市』そのものにもう少し踏み込んだ還元方法はないものか。
単純に滞在時間を長く取れば、それなりにお金を落とす機会も増えるだろうし・・・。
(結局、『お金で解決』なのか?)

こういった場合、まず私が検索するのが地元の 美術館/博物館 の類い。
特に美術に造詣が深いとか何でもないのですが、美術館とかの雰囲気が味わいたいので。


で、真っ先にヒットしたのが『町田市立国際版画美術館』でした。



奇しくも、この日 先に寄った「横浜美術館」も版画展。(当記事『前編』 参照。)
勝手に「版画繋がり」で まとまるし。



因みに、改めて『版画』そのものにはさほど興味はなかったのですが、「版画に特化した美術館」というところがちょっと気になる。
しかも、“ 国際 “ という冠に「おっ! 大きく出たね~。」的に冷やかし半分な気分も加わりつつ。



「版画」に興味はなくとも、「ハンガー」になら一家言なきにしもあらず。

 ~ ビジネスホテルの木製ハンガーが、あまりにカランコロンと よく鳴り過ぎて困る。






結局長い・・・。






● 町田市立国際版画美術館 『パブロ・ピカソ —版画の線とフォルム—』


横浜美術館の木版画を観て 俄に『版画熱』上昇。
そのテンションで行ってみると・・・。





思っていたより遥かに立派な感じ。さすがに “ 国際 “ を標榜するだけのことはありそう。
奥の方は公園なのか、樹木が生い茂ってていい感じ。


美術館そのものへの興味の方が勝っていたので 企画展の内容は意識しないまま行ってしまいました。
端的に『ピカソ』の版画作品を集めた展示。
横浜の企画は「木版画」の展示でしたが、こちらはエッチングやドライポイントなどの『線』モノ中心。
というか、ピカソ の版画作品がそういった手法中心ってことだと思いますけど。

多色刷りのプロセスを見せる展示とかの方が面白いと思ってしまうのは邪道かな~。




美術館内のカフェにてちょっと遅い昼食。
『薬膳カレーセット』を注文。

実は、美術館に入ったところで すでにカレーの香りが漂っていて、第一印象で決めてました。


んまい。
豆が入った麦ご飯もよいな~。




版画美術館、この後おジャマする「町田ターミナルプラザ」の正面の道を ほぼ道なりにまっすぐ 10分ほど歩いたところ。

その途中に、こんな下り坂がっ!!




ほとんど車が転がり落ちて行く感覚の急勾配。(大袈裟でも何でもなく。)



そして、帰り道は逆に上り坂なわけで。

これまで、「豊田市美術館」前の坂が最強かと思ってましたが、こっちの圧勝。(多分。)
そんなことを考えながら歩いていたら・・・。



あれ?
ほぼ 一本道のはずなのに、明らかに「往き」には見なかった工事現場が・・・。

慌ててスマホの地図で現在地を確認しようとしたら、何故か検索不能。
一か八かで少し戻ったら「町田駅」を示す看板を見付けて一安心。
(ただし、自分が見込んでいた方向とは全然違ってた・・・。)


今 改めてネットの地図で確認しても、「とりあえす真っすぐ」に歩いてたら どうやっても迷い様がなさそうなんですけど。
謎だ。



久々の「道に迷った話」でした。





15:00 には余裕で会場に着いてるつもりでしたが、そんなこんなで 開演 15:15 ギリギリの到着。





● 町田ターミナルプラザ 『町田ミュージックパーク 「町田に音楽の風を10」』


会場は ターミナルプラザ 2F の吹き抜けスペースで、音がよ~く響きます。
そういえば、版画美術館に向かう際、ターミナルプラザ正面の道を歩いていたら 前半の部の音がけっこう遠くまで聞こえてました。吹き抜けが真っすぐそっちに向かって口を開いているからか、頭上を通り越して行く感じで。

ステージ裏は子供の遊びスペースになっていて、終始 全力で遊んでる子供たちの歓声が。
冷静に考えると「音楽どころじゃない。」という状況なんですが(笑)、意外にすぐに馴染んで環境音として さほど気にならない。


改めて出演は、

 ・相模の風THEめをと
 ・河鹿
 ・たかはしようへい
 ・E-Blue

のみなさんでした。




念願の CD もゲット!

そして、こちらも間に合った。
『E-Blue』さん の 6/8(日)ワンマンライブ(小岩 オルフェウス)・チケット、ゲットです!




なんだか、本題のところが妙にコンパクトになってしまいましたが・・・。





そういえば、版画美術館に行く途中に『文学館』ってのもあったな~。
『文学』にはそれほど興味はないのですが次回は・・・。





(おわり。)






5月分、まだまだ あります。





■ FJスズキ ■