この日 浜松『やらフェス』出演/観覧の後、佐鳴湖の " 向こう側 " 「エスケリータ68」にてライブ観覧。
かねてからウワサは耳にしておりましたが、今年(2013年)5月にようやく 静岡 UHU にて観覧叶った『NolenNiu-de-Ossi (ノレニゥー・デ・オッシ)』さん。
この 1年ほどですでに 6回目(!)のエスケリータ訪問だそうです。
当初、ライブスケジュールを見て
「あぁ、よりによって『やらフェス』当日に重なるとは・・・。」
と思ってましたが、違った。
やらフェスで浜松まで行ってるわけだから、むしろ好都合だったのね。
やらフェスの方は ちょっと早目に切り上げなければならんのですが、電車じゃなくて車で行ってるってのもこれまた好都合。

エスケリータ68 訪問は今回で 4回目。
なんだかんだで 毎度開演ギリギリの入場だったりもして、名物のベーグルにはありつけておりませんでした。
今回は 割と早目の時間に到着。お客さんもまだ少なかったので 初ベーグルをゆっくり堪能させていただきました。(合鴨)
今回は演奏での出演が 2組。
加えて、ライブペインティングの『アオキユウタ』さん とのコラボという企画。
● 『れんげ』さん
事前にエスケリータ HP に出てたプロフィールをちろっと拝見していたものの、当日時点では 私の中では「ソロ? バンド? 男? 女?」といったところ、すべてリセットされておりました。
で、入店した際にお客さんかと思ってた女性が『れんげ』さん でした。
ガットギターの弾き語り。
ライブ活動歴は浅いとのことですが、現在 浜松~静岡 界隈で精力的に活動中の模様。
開演前、ステージ上にエフェクターボードが置かれているのを見て、てっきり ノレンさん のモノかと思ってました。
が、違った。
れんげさん、いきなりルーパーを駆使したインストをぶちかましてくれました。
クラシカルな奏法+ルーパーで、ちょっと面白い響きだったり。
後にもう 1曲 ルーパー使用のインストパートがありましたが、こちらはノイズを多用して前衛的な感じだったり。
弾き語り楽曲は、ハイトーン・ウィスパーボイスで独特な世界を醸していらっしゃいました。
毎度 右から左に抜けてしまう歌詞の世界観はゲットした CD(あるいは次回以降ライブ)でじっくり再現させていただくとして。
リアルタイムで聴いた歌詞の印象とサウンド的な印象は もわ~っと 残ってるので、しばらくは余韻に浸りたいと思います。
余談ですが・・・。
私の中では「素足でエフェクターを踏む」という概念はなかったな~。
確かに エフェクターにしろ/ギターシンセにしろ、殊「歌いながら踏む」という必要性から 演奏と同等に(というか演奏の一環として)重要視しておりますが、『素足』というのは 操作精度向上策の可能性のひとつとしてアリかも。
(見た目はフツーだけど『底なし靴』とか・・・。)
いろんな意味で先入観を払拭していただけました。
● 『NolenNiu-de-Ossi (ノレンニゥー・デ・オッシ)』さん
Vo. + G. + 三味線 『喜多』さん / Acc. + Pf. + Vo. 『とる子』さん の男女デュオ。
全く私の内部的事情ですが、前回 UHU で拝見した際の初っ端『西を目指して』という楽曲が、ノレンさん のイメージをほぼ決定付けております。
キレのある 喜多さん の立ち居振る舞い&三味線のリフとか/涼し気なヴォーカルとか、Acc. を抱えた とる子さん のサウンド&ビジュアルとか。
その時に現場で購入した、前身バンド「マホロバガクザ」名義の『ならとろじ』というアルバムに入っており、お気に入り CD の 1枚です。
今回、幕間の BGM が 通常あり得ないような個性的な楽曲で。(笑)
セッティング中のお二人にウケまくって、まさかの BGM とのセッションで幕を開けてしまうというハプニング。
そのテンションのまま 予定の曲順を入れ換えて本編スタートという、恐らく なかなかにレアと思しき現場に遭遇できました。
お二人の機転の利きまくった MC も、もう流石としか言えません。
私はまだ 2回目の拝見なので状況が把握できてませんが、とる子さん の メインVo. 曲というのはこれまであまりなかったってことでしょうか。アンコール含めて 2曲披露されてましたが。
至近距離で拝見して、「やっぱり 弦楽器は " 右手 " なんだな~。」と再認識。
それが活きるかどうかは 私次第だが。
今回は、『NolenNiu-de-Ossi』名義の CD ゲットいたしました。
● 『アオキユウタ』さん
れんげさん の演奏開始から、ステージ脇でライブペインティング。
キャンバスに女性の肖像を描き続けて、ノレンさん 終演と同時に完成、ということに。
タイトルは確か『秋色』だったと思いますが。
ちょっと『美樹本晴彦』氏 を思い起こさせるタッチでした。

『やらフェス』からの流れも含めて テンション上がり気味で帰途に。
往きは車中で歌い過ぎない様にセーブしてたという反動もあって、帰りは明らかに歌い過ぎでした。
(4度目にして初めて『あやかしの左折レーン』を克服いたしました。)
■ FJスズキ ■