通販で予約を入れてあった CD が発送されたとのメールが届きました。
ご丁寧に 2通も同じメールが来てるじゃん、と思ったら違った。
その 2通のメール、商品は同じモノなのに、注文番号が別々になってる。
「!」と思って通販サイトの発注履歴を見てみたら、同じモノを 2回注文しておる。
アホだ。
その昔。(15年くらい前?)
インターネット前夜、パソコン通信上で利用可能な某運送会社系の本の通販がありました。
書名とか著者名とかで検索したコードで発注し、確か決済は 荷物と同封で送られて来る振り込み用紙で支払うという感じだったと記憶しております。
新聞の書評で気になったものを集めておいて、ほぼ 1年に 1回のペースで 10冊くらいまとめて発注してました。
(もともとは送料節約のためだったと思います。)
直接書店に行っても およそ自分が選ばなそうな本を あえて通販で発注するというのは、荷物が届いた時の ワクワク感になんだか独特のものがあり、4~5回は利用したと思います。
発注するのは、大抵はハードカバーの自然科学系の本とか、たま~に小説とかも。
読んで身になるかどうかというのは二の次で、とりあえず読破したという自己満足的達成感に重きを置いておりました。
ある時、届いた荷物を開けて「!」ってなった。
10冊ほど発注したうちの 1冊・・・、というと分かりにくいのですが。
10種類×各1冊を発注したはずのうちの 1種が、なぜか 10冊も入っている!
(要するに、合計 19冊も届いたわけです。)
納品書を見ると、その本だけ「10冊」という扱いになってる。
何かの間違いだろうと思って 発注時の控えのプリントアウトを見て「!!」。
確かに『10冊』発注したことになってた・・・。
恐らく、単純なタイプミスだったんでしょう。
そんな 単純な/些細な タイプミスが こんな重大な結果を招くことになるとは!
基本的に、ユーザー都合のキャンセルは不可。
一瞬、
「発送作業担当者よ、何故その不自然さに気付いてくれないのか!!」
な~んていう全くもって お門違いも甚だしい怒りがよぎりましたが。
恐らく、「大学のゼミとかで使うんじゃない?」くらいに思われたんじゃなかろうか。
知らんけど。
ただ、ギリギリ不幸中の幸いとでも申しましょうか。
その 10冊発注してしまった本は単価 1,300円。
決して安くはないけれど。
2,000 ~ 3,000円クラスのハードカバー本とかだったら何とかキャンセルできないか交渉もしたでしょうが、ここはひとつ今後の通販利用の戒めとして そのまま引き受けることにいたしました。
その後、確か 2冊を知人に無理矢理あげたのと、もう 2冊は古書店に他の本を売りに行く際に紛れ込ませたりしましたが、残り 6冊はまだ本棚に鎮座しております。
あ、1冊は確実に読みましたけど。
別に負け惜しみで言うわけではありませんが、数々の「自己満足的達成感」に供した本たちとは一線を画して、なかなか印象深い面白い本でした。
というか、10冊分の元を取るつもりで集中して読んだから その分印象に残ってるってことなのかもしれませんが・・・。
・・・と、そんな戒めも ゆるゆるの今日この頃。
2枚買ってしまった CDはこちら。
★ 『TVアニメ「進撃の巨人」オリジナルサウンドトラック』
以前、とっても不純な動機で観に行った 映画『プラチナデータ』と同じ、『澤野弘之』氏 が音楽を担当。
そして、内 2曲で『小林未郁』さん がまたまた独語曲を歌唱されてます。
本編を観てないアニメのサントラを買うのって 正直ちょっとためらいがあるのですが、この『進撃の巨人』は たまたま観ておりました。
原作漫画も たまたまですが、2巻までは読んでました。
(そこで失速しましたが。)
番組途中の CM のバックにうっすらと流れる 小林未郁さん 歌唱曲を聴いて、「あぁ、また このズルい感じのヤツだ!」と思ってましたが、案の定 CD 聴いて鳥肌立ってしまうのでした。
それにしても。
普段、例えば『初回限定盤』と『通常盤』みたいな商法にはあまり乗らないことにしておりますが、そっちの方が まだ身があるではないか。
しょうがないから、1枚は未開封のまま とってもよく目に付く場所に飾って、「自動的に生きてる」自分への戒めといたします。
ちょっとネタバレですが・・・。
歌詞カードが「簡易ジオラマ」風 になっててツボです。
■ FJスズキ ■