明けて 6/9(土)、引き続き東京にてライブ観覧。
14:00 開演のライブなので、いつもなら午前中に美術館 1件くらいの予定を入れ込むのですが、今回は ざっと調べた限りではビビッと来るものがなかった。
となると、いつものコース。
渋谷 PARCO の洋書店「LOGOS」から 東急ハンズ へという流れ。
まあ、東京で洋書を扱う書店なら他にもいろいろあると思いますが、もともと明確な目当てがあるわけではないので。
選択肢が多くて焦点が絞れないより、ある程度 お店のセレクトに のっかって衝動買いというのが私的にはちょうどよい。
もともとは 10数年前、和書の「パルコ ブックセンター」の方のセレクトに随分お世話になっておりました。
その後 売り場が大分縮小されたせいなのか、世情を反映してなのか、割とフツーなところに落ち着いてしまった感もあり、私の中では より「LOGOS」に重心が移って行った感じ。
よくあるパターンとして、東京行きの行程の早いタイミングでアート系の分厚い作品集などを衝動買いして、後の行程を筋トレ状態で重~い荷物を背負って歩くというのがありまして。
あぁ。
今回も見付けてしまった・・・。
これについては また別記事にします。
で。
本題のライブ観覧。
● 6/9(土) 水道橋 東京倶楽部 『小林未郁』
Pf. 弾き語りシンガーソングライター『小林未郁』さん出演。
約40分 × 2ステージ という 実質ワンマンライブでしたが、ご本人的には通常の(?)ブッキングライブの延長感覚とのこと。
これまで、「ワンマン」というと ステージングをがっちり固めて、更には女優さんとのコラボとか いろいろと仕掛けを用意されていることが多い様ですが。
それとは違った ゆるさで、という感じでしょうか。
今回は
「裏テーマは「ファン感謝祭」」
だそうで。
定番曲/新曲/普段あまり演らない曲 など折り込んで、確かにゆる~りとした進行。
普段はジャズ中心のお店のことですが、グランドピアノでした。
しかも、ピアノは生音で。
楽曲的にもビジュアル的にも、グランドピアノの重厚さがよく似合います。
合間には 曲作りや、ある曲にまつわる誕生秘話的な裏話も。
(正に " 裏話 " でしたが。(笑))
恐らくオーディエンスのほとんどが常連さんではなかったかと。
それもあってのことと思いますが。
「ブッキングライブの延長感覚」とはおっしゃってますが、ブッキングライブの 30分とかの演奏時間の中で ものすご~く張り詰めた空気を作り出す持って行き方とは またかなり趣が違ってました。
まあ、私自身はまだまだ「感謝」されるほどの貢献はしていない にわかファンなのでアレですが、" 裏 " っぽさに得した気分。
生で聴きたい曲はいろいろあるのですが、今回はアンコールの『さよなら おやすみ』が聴けて さらに得した気分。
今年 2月に観覧した『糸蘭懐石 × SAMURAI SPIRIT』のDVD、ゲットです。
生憎の(二重の意味で順当な?)雨模様とか、電車が遅れたりとか、駅にコインロッカーがなかったりとか、段取りが狂ってバタバタしながらお店にたどり着いたこともありまして。
そんなバタバタ感と、恒例の「初めてのお店に行くキンチョー感」とがないまぜになったちょっと妙なテンションの下がり具合を引きずりながら、次の目的地へ。
(もちろん、ライブは堪能させていただきましたので。)
■ FJスズキ ■