新入社員研修や引っ越し準備に追われていますばいちゃん汗
そのあいまに遊びにいっているのでとても忙しいです…ベージュ


今日はひたすら電気・ガス・ネット会社に電話でんわ
通販サイトりぼんで新しい家具家電の注文ですため息










No.5ワカメ 奥田英朗 「サウスバウンド」 角川書店


THE READING CLUB-サウスバウンド


あまりにも世間や友だち家族とはかけ離れた父親を持つ、小学6年生の主人公二郎。
会社にも勤めず、年金も納めず日本国民であることすら放棄しようとする元過激派の父一郎は、明らかに世間一般の父親像とは異なる。
二郎は父が何故このようになり、そんな父のもとに何故母が嫁いだのか理解ができない。


頑固で変わり者の父に翻弄され、さらに不良中学生にも目を付けられ、二郎の日常は災難だらけだ。
急遽二郎たちの家で居候を始める父の昔の知り合いだというおじさん。
母とは絶縁状態で、今まで存在すら知らなかった資産家の祖母や学習院に通ういとこたち。
東京から沖縄の離島へのいきなりの移住。
二郎にはもう何がなんだか分からない。

しかし、離島での自給自足な暮らしのなかで、あれほど嫌だと思った父の見方が変わる。
漁や畑仕事、工作をする父の姿は東京の家でずっとだらだらしていた父とは別物だ。
自分勝手でおかしい父から、自分のなかでの正しさを曲げずに戦う格好いい父と感じることができた。






本当におもしろく、わくわくしっぱなしでした。
波乱万丈で私の常識を大きく超えるはちゃめちゃなストーリーでした。
こんな濃い人生絶対にまねできません。
この本に出会えて良かったです。













私は綾野剛くんが大好きで、毎週木曜日木曜日が楽しみですクマハート

「最高の離婚」テレビに綾野剛くんが出ているからです♪

ストーリーも面白くて最高ですきらきら

前から好きな真木よう子さんはもちろん、尾野真千子さんも好きになりましたジジwハート☆




さきほど動画サイトPCで「書店員ミチルの身の上話」を見ていて

高良健吾くんも好きになりました(´∀`o)アゲアゲ

そういえば映画の「蛇にピアス」とか「百夜行」の高良健吾くんもかっこよかったなぁ音符














No.4イチゴ 石田衣良「娼年」 集英社


昔から書店でよく見るので気になっていました。

学校の図書館に置いてあったのでついに読むことにしました。


THE READING CLUB-娼年



リョウは20歳の大学生で、授業はほどほどにバーでアルバイトをしている。

彼の同じように繰り返す毎日を変えたのは、女性向けデートクラブを運営する御堂静香との出会いである。

静香の"試験"を経てリョウはデートクラブで働きはじめる。

そして、彼の娼夫としての日々が始まった。



娼夫になる前のリョウは、女性もセックスも退屈だと感じていた。

しかし、デートクラブの女性客と接し様々な女性の欲望や性癖と向き合ううちに、より深く女性の欲望を知り娼夫として自分を試したいと考えるようになった。

娼夫の仕事は彼には適職で、お金のためというよりやりがいのために女性と向き合った。

やがてリョウは、数ヶ月の思い出づくり等の軽い気持ちではなく、今後この仕事で生きていこうと決意する。







「娼年」はページ数が多いわけでもなく、文章が特に難しいわけではないのに読むのに時間がかかりました。

起伏の少ないストーリーでなんとなく先の流れが分かってしまいました。

なので、物語の内容より細かな描写の表現の豊かさが見どころだと思いました。



リョウは自分の主観より、どちらかというと物事を客観的に見る視点を持っています。

積極性や自己顕示欲が薄く受け身な性格ですが、人が寄ってこないということもないような人柄です。

私は彼のような喜怒哀楽があまりなく人間味の感じられない主人公は苦手です。

こんな人が本当にいるのかと考えてしまいます。

「娼年」のように性的要素が強く同じ石田衣良さんの小説であれば、「夜の桃」がお気に入りです。




来月後半に引っ越しするんですが引っ越し手続きがたいへんですパンだ・・・・

今日も処分する家具デスクの見積もりのために業者さんを呼びましたこども男の子

すごく高くてびっくりです!






新しいマンションのインターネットノートパソコンの配線工事の電話がよくかかってきますぼー

社会人バッグになったらそんなにネットを使わないような気がするので

iPhonecellをテザリングしようかなと思いますにこ























前から気になっていた映画DVDがあったので借りてきました星星




私はただでさえ、あらすじや要約のように話をまとめることが苦手なんですが、

映像テレビだとますます文章で表現しずらいですうわぁ~ん

なので感想点しか書けませんがーん





邦画「ベロニカは死ぬことにした」 (2005年)


THE READING CLUB-ベロニカは死ぬことにした



真木よう子さん好きです。

でも、昔からのファンではないので今の印象とは少し違う若い真木さんが新鮮でした。

作品のなかで真木さんの演じるトワが初めてオナニーをするシーンがありましたが、そのシーンで真木さんは上半身ヌードになっていました。

女の私から見ても、スタイルがいいなと思いました。




トワは自殺未遂をして田舎の精神病院に運ばれ、余命1週間から10日と宣告されます。

そこで暮らす患者たちはやはりどこかおかしくて、何故自分がここにいるか分からないトワは苛立ちを感じます。

しかし、4日目にはすでにその独特な病院の雰囲気に慣れていました。

トワ目線で作品が描かれているのでトワだけがまともに感じるのですが、やはり彼女も「普通」や「まとも」から少し離れた人間なのかもと思いました。

ただ、あの病院に行けば、誰もがあの場所にいてもおかしくない人間なのかもしれません。

患者たちは好き勝手に自由気ままな生活を営んでいるようで、やはりトラウマがあり心の闇があります。





どうやら、この作品はポルトガル語で書かれた小説の日本映画版らしいです。

なのでタイトルがベロニカなのでしょう。

この作品の舞台になっている病院の建物や周りの自然風景が素敵でした。

笑顔で楽しんでいるシーンで流れる少し悲しげな音楽も良かったです。



外貨預金Yenか株でも始めようと思い、
詳しい友だちに色々聞いたりしたけどやっぱ難しいですねぞう↓↓
特に、FX1円玉は私がやっても損する気しかしませんえーん涙

でも、いつか始めるなら株びっくり!!
ひとつかふたつの会社会社。の株を貯金がてら中長期保有したいですハート。












電車京阪1900系の車内広告を見て、おもしろそうだったので購入キラキラ
すぐ広告本に影響されるミーハーな私笑



No.3ケアベア ブルー 林真理子「下流の宴」 文春文庫

THE READING CLUB


自分の母の生き方、子どもへの教育方法を心から尊敬し自分も同じように子育てをしようと努力してきた福原家の妻由美子。
由美子は胸を張って、"ちゃんとした"家庭といえる「中流」家庭を築いてきたはずだった。
しかし、中高一貫の私立高校を中退し現在アルバイトの20歳の息子翔があろうことか結婚するなどと言いだした。
いつかは翔が自らを見直し大検を受けて大学生になる、という希望を抱いていた由美子には衝撃だった。
相手は沖縄の離島出身、高卒で翔よりふたつ年上の珠緒だ。
由美子は、自分の理想よりはるかに"ちゃんとしていない"「下流」の珠緒に、福原家の「中流」崩壊の危機を感じ結婚を断固反対する。
おおらかで陽気な雰囲気のなか育ってきた珠緒には、あまり「中流」や「下流」など格差意識がない。
なので、由美子にそれほどまでに自分を否定されると思っていなかった。
頭に血が上った珠緒は、由美子が偉いと言った医者になると啖呵を切り猛勉強を始める。
人生初めて大きなエネルギーを使い医学部生を目指す珠緒は、新たな世界に触れ徐々に変わっていく。
そんな珠緒を応援しながらも、二人の関係が変わってしまうのではと翔は少し不安を感じ始める。


由美子の若いころには考えられなかった"いまどき"の若者の代表が翔だ。
翔は何事にも関心が弱く、無気力な青年である。
将来定職に就く必要性も感じず、一生フリーターでも珠緒と質素で楽しく暮らしていけると感じている。
一方、翔の姉の可奈は上昇志向が強い。
いい男をつかまえ「上流」になるべく女の努力を怠らない。
ブランド感の強いお嬢様女子大に入学し、日々の合コンで男の品定めをする毎日だ。
就職先も地味な会社の正社員より華やかな会社の派遣社員を選び、金持ちの男が集まるパーティーに繰り出す。
可奈には由美子のようなキャリア意識は薄く、男の力で自分の幸せを得ようともくろんでいる。






「下流の宴」からは、格差意識や、その意識を持つ者と持たない者、人間のプライドが伝わってきました。
ひとむかし、ふたむかし前より多様化する生き方や考え方が描かれ、リアルな現代社会を感じました。
そして、子育てや教育は単純にはいかず、とても難しいと思いました。
親の想像や理想通りに成長するのは至難の技なのかもしれません。

私は「上流」「中流」「下流」を意識し過ぎてその枠にとらわれて生きるより、ただ単純に楽しく生きたいと思います。
しかし、年齢を重ね環境が変わっていく過程で、意識しずにはいられないようになるかもしれません。
翔のこれといってやりたいことはないけれどそれなりに幸せな暮らしを私は応援したいです。
しかし、物語の続きが気になるのは珠緒や可奈です。
彼女たちが今後どのように変化し、人生を歩んでいくのかが楽しみです。



テラスハウスを見てて共同生活に憧れますドキンちゃんおんぷ
もうすぐ一人暮らしホームを始めて4年!
全然知らん人と一緒に暮らすのも楽しそう心











No.2車 湊かなえ「夜行観覧車」 双葉文庫


THE READING CLUB-夜行観覧車

高級住宅地、ひばりが丘で暮らす二つの家族の崩壊と再生の物語。
ひばりが丘で一番小さな家に住む遠藤家は、
娘の彩花が荒れ円満とは言い難い家族だ。
それとは対照的に、向かいの家に住む高橋家は
品行方正で絵に描いたような幸せな家族だ。
中学受験を失敗してから癇癪を起こす彩花に疲弊する母真弓、
面倒事から逃げる父啓介。

ある日、ひばりが丘で家庭内殺人事件が起きた。
誰もが事件は遠藤家で起きたと思った。
真弓ですら、もしなにか事件が起こるなら自分の家だと確信していた。
だが、殺人事件が起きたのはなんの問題もないはずの高橋家だった。
なんと、妻淳子が夫弘幸の頭を殴り殺害したというのだ。
しかし、ほぼ同時に高橋家二男の慎司が疾走した。

おそらく慎司を除く誰にも原因は分からなかった。
その日たまたま友人宅に泊まっていた長女比奈子、
大学の近くに下宿している淳子とは血のつながっていない良幸ですらだ。
家族の問題は他人から、あるいは家族の中でさえ分からないまま、
あるとき爆発することもある。

真弓は不謹慎ながら思った。
完璧な高橋家でこんなことが起こったからこそ、彩花も改心するのではないかと。
しかし、変わらず癇癪を起こし続ける彩花。
真弓は自分ではコントロールしきれない感情、一瞬の殺意が芽を出す。







人から見える自分と本当の自分は全然違うのかもしれません。
そして、自分から見える相手と本当の相手の姿も違っているかもしれません。
誰もが悩みを抱えていて、「完璧な家族」なんて稀、
というか存在しないのではないでしょうか。
けれども、どうしたって修正することのできない家族も
実は少ないのではないでしょうか。
「夜行観覧車」の登場人物からは建前と本音が行き来する人間らしさが見えました。
小説だからといって安心はできません。
この物語が現実になりうることは充分にあると思うからです。





この「夜行観覧車」もドラマ化TVされ今シーズン放送されているみたいですかえる1
前シーズンに放送された「高校入試」がおもしろかったので見てみたいです?