さて、前回のつづきです。
人間はマルチタスク処理をしているようで、実はそうではない。という話でした。
でも、「1つだけ例外がある」と言いました。
それは何でしょう?
イメージできましたでしょうか?
例えば、ジョギングをしている時、何か他の事を考えたりしていませんか?
でも、考えているからといって、いちいち足を止めたりしません。
友達とおしゃべりをしながら歩くのも一緒です。
また、車の運転中に同乗者との会話を楽しむことができます。
何かを話す時、車を止めたりはしませんよね。
要するに、
「何度も何度も繰り返し行って来た肉体的な作業で、それに非常に慣れていれば、その作業をしながら知的なことも出来る」
というわけです。
これには、個人差もあって人によってできるできないはあると思います。
そして、ほぼ無意識のうちに日常的に行っていることの1つではないでしょうか。
実は、この無意識に行っているマルチタスク処理には盲点があります。
『自分はその「○○しながら、■■をする」ことに慣れていると思い込んでいる』時です。
携帯電話で会話をしながら、車の運転をしたりする人などは、典型です。
これは、法律でも違反行為とされていますが、今でもちょくちょく見かけます。
こういう人たちは、たぶん
「車の運転にも慣れているし、携帯での会話ぐらいで運転操作を誤る心配などない・・・」
と思っているのではないでしょうか?
「会話するために、わざわざ止まって時間をロスしている暇はない・・・」
といった感じでしょうか。
冷静になって考えてみるとその「思い込み」がたいへん危険なものだとすぐ気付くはずですが・・・
ちょっといい例にも触れておきたいと思います。
頭の中がもやもやしていて、
仕事でどうしてもいいアイデアがでてこなかったり、
ずっとデスクワークをしていて、
どうもはかどらないような時、
ちょっとだけ、
近くの景色のいい場所まで出かけてみたり、
30分程度のウォーキングをしてみるとします。
ドライブやウォーキングをしながら、
景色を見たり新鮮な空気に触れたり、
車の挙動を感じたり、
運転している感覚を感じたり、
歩いている時の鼓動を感じたり、
自分のしていることに意識を向けてみたり
していると不思議なことがおきたりします。
ほとんど意識していなかった、というより忘れてしまっていた、さっきまで仕事で引っかかっていたことや、さんざん悩んでいた事への解決策がフッと浮かんで来たり、スッキリしたりする瞬間があります。
これは、どういう風に考えればいいのでしょう?
何か全く関係ない事をしているときにも、人間の脳は並列処理をしていて、
他の何か(特に今もっとも関心のある事)の答えを探していたり、新しい情報を取り入れたりしているのではないでしょうか?
これこそ、人間がもっている最高のマルチタスク処理機能ではないでしょうか?
この誰でも持っている能力を意識的に使うことができたら素敵なことになりそうですね。
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