麗華さんの腰が撃ち付けられてくる。

 

 

最大のストロークで打ち据えてくる。

 

ヌルっと・・・全てが引き抜かれるほどに腰が上がり、先端が零れる刹那・・・切り返して打ち据えてくる。

 

一撃一撃が、最も敏感な先端から始まり・・・・そして根元までに咥え込まれる。

 

 

一撃一撃が、膣口をくぐり抜ける、その最大の快感から始まり・・・・そして、全体重をかけて、根元の根元までに・・・奥の奥・・・体内深くに突き刺さっっていく。

 

 

うわぁ・・・・ああぁ・・・・

 

 

ボクは、

声にならない嬌声を上げ続ける。

 

涎を流さんばかりの状態だった。

 

 

一撃だけでも耐えられない快感だった。

 

 

もし、

 

さっき出したばかりじゃなければ・・・・1回目の射精がなければ、

 

最初の一撃で、あえなく大噴火を起こしていた。

 

それほどに鮮烈な抽送だった。

 

 

 

「中に出したら、2度としないからね」

 

 

床のカーペットを掴んで耐えた。

 

 

一撃・・・また一撃・・・

 

 

・・・・わかってきた・・・

 

 

麗華さんは、

 

自ら、最初の膣口を押し拡げられる快感を味わい・・・・根元までに咥え込み、・・・股間に輝く、最も敏感な、官能の宝石の珠を自ら擦りつける・・・・そうやって快感を得ているんだった。

 

 

麗華さん自身が、最も味わいたい速さ・・・強弱・・・・そして根元への一撃・・・それをコントロールしているんだった。

 

 

おそらく、

 

麗華さんには、麗華さんの好み・・・・時間・・・回数があるんだろう。

 

 

だから、男の上となって、跨って快楽を得るんだろう・・・・

 

 

・・・・そして、

 

絶対に許せないのは、

 

 

「逝く」

 

 

その前に終わられてしまうことだ・・・・・男が射精してしまい終りを告げられることなんだ。

 

 

・・・・それは、麗華さんの不完全燃焼・・・・この上なく、欲求不満がたまることなんだろう。

 

 

 

麗華さんの眼が妖しく光っている・・・・潤んでいる。

 

 

さっきまでの冷静さはない。

 

 

今は、

 

悦楽に没頭している。

 

 

・・・・麗華さんは、

 

ボクの身体を使ってオナニーに耽っていた。

 

 

感情のない、妖しい瞳。

 

 

見下した眼だ。

 

 

男を見下し、

 

跨り、

 

自らの快楽の道具として扱う。

 

 

 

・・・・しかし・・・

 

美しかった・・・・

 

 

 

・・・・ボクは・・・・

 

虐めれてるんだ・・・・

 

 

ボクは、苛められているんだ・・・

 

 

 

小学校、中学校・・・・そして、高校・・・

 

 

全ての学校生活で虐められてきた。

 

 

男子だけじゃない。

 

 

女子からも苛められてきた。

 

 

 

「虐め」

 

 

 

加害者が悪い。

 

 

それは、間違いない。

 

 

 

「虐め」

 

 

犯罪だと考えれば、

 

加害者が悪い。

 

 

それは間違いない。

 

 

当然のことだ。

 

 

 

・・・・しかし・・・・

 

 

長年虐められてきたボクが言うのもおかしいけれど・・・

 

 

 

「虐められる」

 

 

その被害者の方にも「問題」があるんだと思う。

 

 

 

「問題」

 

 

 

虐められる方には、

 

 

「虐められる」・・・・なんというか、オーラというか・・・空気というか、

 

 

そんなものがあるんじゃないかと思う。

 

 

どこかに、

 

 

「虐める」

 

 

それを誘う空気のようなものを発しているんじゃないかと思う。

 

 

 

例えば・・・

 

 

地面を毛虫が這っていれば・・・・蟻が這っていれば・・・・

 

 

小さな虫・・・・さらには、ゴキブリなどの害虫と言われる虫なら、尚更に、

 

 

意味もなく、踏みつけて殺してしまいたい・・・・踏みつけて、なじって、バラバラとしてしまいたい・・・・そんな衝動にかられることがある。

 

 

意味はない。

 

 

ただ、

 

「目障り」

 

だから、踏みにじって殺してしまいたい・・・・そう思わせる「何か」

 

 

 

虐められる人間には、

 

 

「何か」

 

 

それと同じようなものを出しているんじゃないかと思う。

 

 

 

・・・・・そして、「虐めっ子」たちは、

 

 

鋭敏に、「それ」を察知する。

 

 

その鋭敏なレーダーの持ち主が、最初に、

 

 

「見――つけたーーー!!」

 

 

と、ほくそ笑んで虐め始める・・・・

 

 

虐められた者からは、

 

 

さらに、

 

 

虐めっ子たちを刺激する「何か」を発してしまう。

 

 

蝶の幼虫が、外敵から身を守るために、ある種の「香料」を出すように、

 

 

虐められた者も、

 

「何か」を放出する。

 

 

・・・・しかし、

 

幼虫と違うのは、

 

 

その「何か」は、

 

 

さらなる、虐めっ子たちを呼ぶ「香料」だということだ。

 

 

更なる「虐め」を産む、燃料であるということだ。

 

その「何か」に、その他の者たちも触発され、虐めに加担していく・・・・

 

 

そういう図式なんじゃないかと思う。

 

 

 

・・・・いつも・・・

 

いつも、

 

 

「虐めっ子」たちに見つかってしまう。

 

 

それは、男女を問わない。

 

 

男の子たちに見つかり、虐められていく・・・

 

小突かれ、

 

蹴られ、

 

小さな暴力で虐められていく。

 

 

・・・・そして、

 

女の子たちは、

 

 

安心してボクをオモチャとする。

 

 

精神的なものだけじゃない。

 

「身体」をオモチャとしてくる。

 

 

安心な、性の道具として、自らの快楽を貪るんだった。

 

 

小学生の時、

 

女の子の集団にオモチャにされたことがある。

 

 

・・・・まぁ、

 

集団で抑えつけられ、

 

身体をくすぐられるという、

 

 

傍からみれば、

 

虐めなのか、

 

単なる、おふざけなのかは、判断のつかないものなんだろう。

 

 

だけど・・・

 

 

数人の女の子たちに抑えつけられ、

 

身体全体をくすぐられるというのは・・・

 

 

拷問だった。

 

 

「虐め」以外の何ものでもない。

 

 

彼女たちの眼は妖しく光っていた。

 

 

小学生とはいえ、

 

上気した顔。

 

 

「女の貌」だった。

 

 

 

・・・・あれは、

 

考えてみれば、

 

 

「レイプ」だといっていい代物だった。

 

 

 

・・・・しかし、

 

その中で、

 

 

ボクは、異様な興奮を感じていたんだった。

 

 

抑えつけられたジーンズの下。

 

 

完全に勃起していた。

 

 

すでに、身体は「射精」をおぼえていた。

 

 

 

・・・・その、勃起したものを気づかれたらどうしよう・・・その勃起したものに触れられたらどうしよう・・・・

 

 

 

 

脇腹、

 

脇の下、

 

・・・・そして、太ももをくすぐられる。

 

 

・・・・その手が、股間を弄ってくれば・・・・勃起している小さな性器を弄ってきたらどうしよう・・・

 

 

勃起を見つかったらどうしよう・・・

 

 

 

見つかる恥ずかしさ。

 

 

・・・しかし、触れてほしいという願望・・・

 

 

・・・そして、

 

抑えつけられたボクからは、

 

 

目の前、

 

スカートの中、

 

彼女たちの真っ白な下着が見えていた。

 

 

下半身を直撃する、

 

眩しい白色だった。・・・・こんもりとした性器の丸み・・・

 

 

ボクは、

 

異様なほどの「昂り」を覚えていた。

 

 

 

それでも、

 

小学生のやること、

 

 

まぁ、可愛いものだったかもしれない。

 

 

 

しかし、

 

 

その後、

 

その数年後、

 

 

現実に犯されることになる。

 

 

最初の・・・・・「初体験」の彼女がそうだった。

 

 

彼女は、

 

ボクを玩具として扱ったんだった。

 

 

「性具」として嬲ったんだった。