窓の外は雪景色です。ついに積雪。
フィラデルフィアの娘が昨晩送って来たのがこのビデオ。雪が積もったアパートの屋上にあるドッグランを駆け回る犬の様子
息子の会社は、クリスマスから1週間お休みのようですけど、研究所では、今年のテストをお終いにしちゃったそうで、来週頭から帰省してきます。GFに会ったり、友達に会ったりで、出たり入ったりするんでしょうけど、成人男子の息子は、予定を母親に詳らかにしてくれません。まあ、いいですけど。
息子は、エアロスペース業界のエンジニアですけど、息子のチームは男ばかり。積極的な女性の社会進出を後押しする風潮を受けて、大学の工学部は、積極的に女子学生枠を作ったりしてダイバーシティに考慮しているようですが、まだまだの世界です。エンジニアだけでなく、一般企業でもジェンダーの枠を離れて、女性管理職が少しづつ増加していますが、逆パターンもあります。
これまで、女性の仕事と考えられていた小中学校教師、と看護師ですけど、男性の進出にめざましいものがあります。ここ20年間に男性看護師の総数は4倍になって、全体の20%近くになっているんだとか。へえ。
これは、ロボットが工場の単純作業を取ってしまったこと、AIの活用で更に、職場環境が変わって行く将来を見据えて、看護師を目指す男子が急増しています。安定した仕事であるだけじゃなくて、熟練工の平均収入が65,000ドル(約900万円)であるのに対し、看護師は年収90,000ドル(約1,300万円)。もっともな選択です。実際、工場を解雇された男性が看護学校に入ると言う例も散見されるんだとか。
医大のナンバー1と言われるジョンズホプキンス大の看護学校に在籍している男子学生が、ウオールストリート・ジャーナルのインタビューで答えてました。
『従姉妹のお姉さんが研修医なんですけど、僕は、彼女と違って医者になれるほどの成績じゃないから、大学、どうしようかなあ、と思ってたんです。そしたら、 麻酔看護師を目指せ、とアドバイスしてくれました。手術に立ち会う看護師なんで、スケジュールも安定しているし、年収もいいからって。』
麻酔看護師は修士まで取る必要がありますけど、何と平均収入は、250,0000ドル(約3,500万以上)確かに医者よりは敷居が低いし、収入も医者と変わらない。どうですか悪くない
いや、凄くいいですよね
男女差別をなくそうと言う運動が、『男子に違う門戸を開いちゃった』と言うお話でした。
皆様、ハッピー・ホリデー
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