ウオールストリート・ジャーナル(WSJ)の2025年度大学ランキングの続きです。
今年のランキングでは、伝統的にテクニカルやエンジニアリングに強い大学が高い評価を受けています。パレスチナ問題で、トップスクールがゴタゴタしていることもあって、そんな大学に高いお金を使って行かせる意味があるのか、と世間的評価が厳しくなっていることも影響しているのかもしれません。
州立大学が大躍進。去年はトップ20までにたった2大学だったのに、今年は、カリフォルニア大学バークレーとジョージア工科大学がトップ10入り。トップ20までに6大学も入りました。もうちょっと言っちゃうと、トップ50大学になんとカリフォルニアの大学が17もエントリー。
じゃあ、トップ10の結果発表
1位:プリンストン大学
ここは、去年も1位。プリンストンはインターンに力を入れていて、入学後すぐに『プリンスターシップ』というインターンのプログラムに登録させられ、なんと1年生の冬休みから卒業生の仕事を見させてもらうジョブ・シャドーイングがあります。さすがの、同窓会パワー。
2位:バブソン・カレッジ
ここは、超名門ビジネススクール。学部もビジネス専攻のみ。エンタープレナーシップに非常に力が入っていて、1年生から具体的な勉強をさせてもらえます。ビジネスに特化した単科カレッジなんて、ここだけですからね。米国内では、ペンシルベニア大学のワートン・スクールと学部レベルでは、双璧にあたりますが、小さい大学なので、こういうランキングにお目見えすることは、あまりありませんでした。筆者的にも超お勧め。
3位:スタンフォード大学
ここは、シリコンバレーを支えているし、まあ、順当な順位かと。
5位:イエール大学
まあ、ここもアイビーリーグですしね。
5位(同着):クレアモント・マッキーナ・カレッジ
カリフォルニアの超名門リベラルアーツ大学です。小さい大学なので、こういうランキングには初お目見え。同じキャンパス内に、ポモナ、ハービーマッド、スクリプスという複数の大学群(オックスフォードみたいに)が一緒にあります。
6位:マサチューセッツ工科大学
まあ、ここは、誰でも知ってる天才集団。
7位:ハーバード大学
やっとお目見えです。流石に10以内に入りました。
8位:カリフォルニア大学バークレー校
カリフォルニア州の誇る研究機關。最近、UCLAの方が評価が高かったんですけど、奪還成功。
9位:ジョージア工科大学
ジョージア州立。やはりエンジニアリングは就職に強いってことですかね。
10位:デービッドソン・カレッジ
ノースキャロライナ州のリベラルアーツ大学。小さい大学で、教授も熱心。学生もよく勉強することで有名です。
単に名前だけじゃなくて、将来のことも真剣に考えて大学選びをするのもいいかもしれませんね。頑張って下さい。
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