『ヒラリー・クリントンにプレジデントになってもらうなんてどうかなあ。』
今週末に帰宅した息子の発言に、びっくり。
『アイビーリーグの学長就任のオファーなんて馬鹿にされたと思うかなあ?アメリカのプレジデントじゃなくて、大学のプレジデントだもんね。レベチだって思うかなあ。。。。』
『はははは。そうなったら、それで面白いかもね』
息子の大学の学長の辞任ニュースを受けての息子との話です。とりあえず、医学部の教授が暫定学長に任命されて新学期に備えることのなったようです。
ヒラリー・クリントンは息子の大学で国際政策論を教えてる教授です。彼女のことは、どなたもご存知かと思いますけど、ビル・クリントン夫人で、本人もイエール卒の弁護士で、上院議員を経て、国務長官を経験したし、トランプと大統領選で争った凄い経歴の頭脳明晰の才女です。イスラエルのガザ攻撃で、授業をボイコットされたりしてましたが。。。。
新学期を目前に、辞任した学長の在籍期間はわずか13ヶ月。この先生、ロンドン・スクール・オブ・エコノミックスという世界ランキングでも上位に登場する大学の学長から引き抜かれた人ですけど、まあ、息切れしちゃったようです。何せ、パレスチナ支持学生に学内でテント村を作らせた1番始めの大学でしたし、反ベトナム戦争の学生運動家が占拠した校舎をやっぱり占拠されちゃったりしたりもしましたしね。
因みに占拠された校舎の中に、入学事務局スタッフのオフィスがあります。息子もこの校舎でいくつか授業を受けたようです。全くの余談ですが。
どこの大学も新学期を前に緊張しているようですけど、12年生(高3)も大学出願が目前で、どこの大学を受けるか親子ひざ詰めで考えている最中なんじゃないかと思います。本来の意味での進学は、何を勉強したいから、どこそこ大学に行くという形であるのが理想的ですけど、ぶっちゃけた話、簡単じゃありません。
超エリート大学に行きたいと思っているなら、興味のある専攻の現状を把握しておく必要があります。その上で、作戦を立てる必要があります。
というわけで、公立大学のトップ、世界的な研究機関としても超有名なカリフォルニア大学バークレーについてお話しします。
今年の合格率は11.4%です。でも、これは、全学部を含んでの合格率です。スタンフォードと共にシリコンバレーを支え続けたバークレーだけあって、コンピューター専攻の合格率はなんと1.9%。有名な専攻の合格率は以下の通りです。
出願大学を選択する際に大切なことを、簡単に言っちゃうと
*希望の専攻の選択をストラテジーを持って行うこと。
*自分を輝かせる要素を2、3持つこと。
*自分が情熱を持ってやってきた課外活動に一貫性を持たせること。
って感じですかね。頑張って下さい。
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