娘は、某医大のオーケストラに何故か、唯一関係ないメンバーとして属しているんですが、サイトリーディングで何でも弾けるユーティリティー・プレーヤーで重宝されてます。先週末の卒業式にも駆り出されました。4重奏の第2バイオリンで。リハーサルなしの乱暴なパーフォーマンスだったようです。ははは。
ギャラが出ると言うので、喜んで行ったら、重労働だったようです。式典が始まる前の30分間の演奏。式典後は、レセプション会場に移って、卒業生とその家族、教授陣の飲み食いしながらの歓談中の1時間、ぶっ通しの演奏。ブッフェで提供されたのは、シュリンプカクテルもあるし、寿司まであったんだとか。その後で、いっぱい余っているものをお腹いっぱい食べて、空いていないワインを2本もらったらしいです。へえ。
下の写真がその様子です。
医大の卒業式は、さすがに政治闘争とは無関係で平和裡に終わったらしいです。晴れがましい場ですから、こうありたいもんです。皆さん、おめでとうございます
娘は、6月末に転職することになりました。カリフォルニアにあるIT会社の企画・政策担当でフルのリモート職に付きます。収入は横滑りで、ちっとも増えないようですけど、リモートというところに惹かれたようです。
今のコンサル会社が、従業員にオフィス出勤日を増やす計画をしていることを知って、フィラデルフィア在住の娘は、週1の出勤を増やしたくない、というのが理由で、転職を決めました。NYのウオール街にあるオフィスに通うのに2時間弱かかること。電車代もバカにならないことを考えて、収入が増えなくても、新しい会社の方がいいと思ったらしいです。まあ、そうですねえ。
娘は、この頃の少子化問題もリモートワークで随分、解決出来るんじゃないかと意気軒昂です。確かに女性の負担が減りますもんね。もっとも娘は、結婚もしてませんけど。はははは。
娘は、お陰様で職にあぶれることなく順調ですが、新卒は、就職難で苦労しているようです。今年に入ってからハイテク企業は総計50,000人の解雇をしていて、その人たちと一緒にポジションを争う新卒は、厳しい状況にあります。会社側は、全く経験のない新卒よりも即戦力になる経験者を同じ金額で雇いたいですよね。まあねえ。
そんなこんなの娘ですが、先週NYからフィラデルフィアの仕事帰りの電車で隣り合わせた同世代の男性と話をする機会があったそうです。彼もアイビーリーグ卒でコンサル会社勤務だそうですが、ハイレベルの生活をキープするために、リモート歓迎で、週2でNYのオフィス通いをしているんだそうです。へえ、結構、いるんですね。
医大生は、希望の任務地に行けない可能性がありますが、新卒と違って働く所が保証されているだけでも有り難いのかもしれませんねえ。
皆さん、就活、頑張って下さい。
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