NYフィルのコンサート行ってきました。演目は、モーツアルトのレクイエム。いやあ、良かった。しかも、タダでゲットしたのが前から５列目の席。えっへん。（明日も行きます
へへへ）
シーズンが終わる間際になって、１枚無料で貰えるチケットがあるのを思い出した結果、いつもの席とは違う席になった次第です。ぐずぐずしてみるもんです。この日だけ、わずかにチケットが残っていて、しかもこんないい席。
やっぱりいいですねえ。荘厳なコーラス。
最近、カーネギーホールでフィラデルフィア・オーケストラが同じ演目を演奏してました。なんと、娘の大学の同級生が歌手デビュー行ってあげれば良かった。。。。でもびっくりです。娘の大学はパフォーミング・アーツの学位がないアイビーリーグ大ですから。好きなことは、どこの大学に行っても出来るっていうことなのかもしれません。
娘の方は、地味ですけど、医大の卒業式での演奏を頼まれました。４重奏のバイオリンで。ギャラはちゃんと出るそうです。へえ。
医大と言えば、卒業後に研修医として赴任する病院の振り分けが終わりましたけど、2022年に最高裁で『堕胎を許す法律』が廃止されて以来、赴任希望先に激変が起きているようです。
この法律が廃止された結果、現在１４州で『堕胎全面禁止』になりました。結果、医学生たちは、この州には行きたいくないと言ってるようです。特に産婦人科医は。それと何科の仕事にも携わる救急医も。
まあ、気持ちは分かる。
アイダホ州なんか、堕胎したことが分かったら、懲役2−5年の上、医師免許剥奪。テキサス州は、最低罰金10万ドル（日本円で約1,500万円）の罰金の上、懲役5-99年ですよ。こんなリスクのある場所に行きたくないと研修医が考えるのも無理はないですよねえ。ほんと。。。。
研修医だけじゃなくて、アイダホ州の産婦人科医の22％が既に州外に脱出済み。これから１５ヶ月以内に５５％のハイリスクを扱う医者がいなくなって、州に５人以下になると予想されているんだとか。医療崩壊
他の専門の研修医たちも、堕胎禁止令の出ている州に行きたくない理由として、行政が医療に口を出してくること事実を鑑みて、将来の不安があると言うことらしい。
ついでに言うと、テキサス州は2021年から医大4年生（最終学年）の数が減っているらしいです。医者としての完全な教育を受けさせてもらえないという理由で。うーーん、これは考えなかった。確かに、堕胎の実習なんて無いですもんね。
堕胎問題は、政治問題だけじゃなくて、医療崩壊にも繋がってると言うホラーストーリーでした。
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