ちょっと、悩んでます。
『スポーツとか音楽とか、才能が必要な課外活動でアピール出来ない人は、ボーイスカウトで頑張るのが1番いいよ』って言ってきたのでそのボーイスカウトがついに無くなることになっちゃいました
少年たちに性被害を訴えられて。
まあ、今時の話です。
大学カウンセラーの立場から言うと、ボーイスカウトは凄く良かったんですけどねえ。スキルも身につくし、ボランティアも出来るし、その結果がランクで一目瞭然ですからね。最近は、ボーイスカウトの隊は、父兄からの熱烈な支援の元、トップランクのイーグルスカウト製造工場化していました。
息子も小・中学生時代は、ボーイスカウトでした。1週間シャワーも浴びず、浮浪者然となって、キャンプから戻って来たもんです。臭かった。。。。息子は、サッカーや野球の試合とかちあうことが増えて、脱退しました。ですから、大学にアピールすることは、全く出来ませんでしたけどね。
そのボーイスカウトですけど、まあ、ここ数年は、色んなことで翻弄されてました。
まずは、ゲイの少年が参加を許されたのが2013年。それから、スカウト・リーダーがゲイでもいいとなったのが2015年。その上、ボーイスカウトに少女が参加しても良いことになったのが去年。まあ、凄い変遷です。
少女ならガールスカウトに参加すればいいと思うんですが、ボーイスカウトと全く活動が違いますし、圧倒的にリーダーシップを発揮出来ると考えられていて、少女たちが『参加したいよーーーー』って言い続けていました。だから、今回、名前を変えるという発表で、筆者は、少女がいるのにボーイスカウトと言うのはおかしいからだろうと、単純に考えていたんですけど、違いました。
バージニア大学の教授の調査によると1940年から、12,254人の少年たちが7,819人のリーダーに性的被害を受けていたらしいです。去年、ボーイスカウト連盟は82,000件の性被害訴訟を実際に受けて、補償のために破産の危機に晒されることになりました。連盟は、ちゃんと謝罪をして、お金を払って、必要ならカウンセリング治療も提供すると言っています。『ボーイスカウト・オブ・アメリカ』は、新生『スカウティング・アメリカ』で、復活を期すと言うことのようです。
何だかどこかで聞いたことのあるようなお話でした。でもまあ、活動は尊いので、少年・少女はこれからも頑張って下さい。応援してます。
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