拒絶の壁:受験生の嘆きと方向転換 | 双子をアイビーリーグに入れた母が綴る『知らないと損をするアメリカの教育事情』

双子をアイビーリーグに入れた母が綴る『知らないと損をするアメリカの教育事情』

双子の子供を2人ともアイビーリーグに入学させた母親であるフレックスラーニングのシニアカウンセラーがニューヨーク近郊から発信しています。フレックスラーニングはアメリカ大学進学相談、オンライン家庭教師のプロです。

アメリカの大学でのデモやプロテストは、まだまだ収まりそうもありません。州立大学の3トップの1つミシガン大学での卒業式は、やっぱりパレスチナ支援学生のアジが起きたという報道がありました。うーーん。ショボーン

 

(これは、息子の大学の工学部長からのメールです。警察突入と大学の秩序回復の決意について)

 

NYにある息子の大学は、警察が占拠された校舎に突入したり、芝生のテントを撤去したりと、まあ、力ずくで静寂を取り戻しましたけど、期末試験を前に、寮を退去する学生を迎えに行った父兄から、こんなレポートがありました。ご紹介します。びっくり

 

『壊されたガラスはもう、ちゃんと直ってましたびっくりマーク

さすが、早い。わずか数時間で修理完了びっくり

 

『気持ち悪いくらい、誰もキャンパスでうろうろしてません。凄く静かです』

占拠していた校舎にいた人の半分は、外部の無関係者だったらしいですからねえ。セキュリティも厳しくなったようです。ウインク

 

『子供が門まで迎えに来ないと学内に入れないし、予め登録した紙と身分証明が求められますよ。校門の外に停めた車に荷物を積み込むのに、何往復もしないといけないのに、その度に身元確認があります。』

ちょっと、大変かも。ショボーン

 

ってことで、息子の大学は、どうやらキャンパスでの卒業式に向け、鋭意準備中のようです。グラサン

 

ある父兄の質問でちょっと苦笑しちゃいました。爆  笑

 

『息子は、キャンパスの外のアパート暮らしなんですけど、学食で食べてます。寮生だけしか学内に入れない現状で、学食に行けないんですが、食費を返してもらえるんですかね。』

食費は、何食食べるという形でまとめて学期毎に買わされます。しかも、学食代を次の学年に持ち越しをさせてくれないびっくりマーク筆者も息子が全部使い切れなくて、あまりに悔しいので、学食に食べに行きました。てへぺろ

 

そんなこんなで、どこの大学も激動のうちに今学年を終えようとしてますが、これから入学する現高3生の悲哀について、ちょっと気になるニュースをサンフランシスコ・クロニカル新聞で読みました。ショボーン

 

 

 

あるサンフランシスコの女子高校生が始めた『拒絶の壁』のお話。えーん

 

先日、名門大学の合格率のブログを書きましたけど、相変わらず、ハンパなく、低い合格率でしたよねえ。3%代のハーバードイエールコロンビアは別格としても、エリート大学はどこも10%以下。うーーん。ガーン

 

この女子生徒が始めたのが、大多数の不合格者を忘れるな運動。高校は、どれだけ、有名大学に合格したかを自慢してるけど、90%の学生は、不合格だという忘れがちな現実を見るべきだっていう主張です。まあ、確かに。。。えーん

 

みんな頑張ったよね。9割の学生は、不合格なんだよ。拒絶されるのって、凄く辛いんだよ。みんなで、辛い現実を乗り越えようよ、ってことで、『残念ですけど、不合格です』っていう大学からのレターを壁に貼り出して、『嘆きの壁』じゃなくて『拒絶の壁』を高校の中に作っちゃいました。びっくり

 

高校側は、『拒絶の壁』という命名は、あまりにネガティブだから、『方向転換の壁』にしようよ、と提案したとか。。。あせるまあ、教育者ですからねえ。因みに、この女子高生は、南部の名門ライス大学に進学するとのことです。第1志望じゃあなかったんでしょうけどね。ニヤリ

 

ということで、合格者は、死屍累々の上に立っているっていうホラーでした。ドクロ 叫び ドクロ 叫び

 

フレックスラーニングのウェブサイト

 

 

 

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