腰痛で、カイロに行って来ました。
原因は、仕事のし過ぎと言いたいところですが、寝違え。いつも横向きで寝ていたせいです。ははは。
カイロの先生は、陽気な白人のおじさんで、いきなり韓国語で挨拶をされて、エッ。
『コリアンじゃないの』
『いいえ、違います』
『じゃあ、チャイニーズ』
『いいえ、違います』
『エッ。じゃあ何人なの』
『希少人種の日本人です』
てな具合です。
まあ、アメリカに住むとよくある会話です。どうでもいいですけどね。痛い所をガシガシ抑えながら、世間話。息子が今、お騒がせをしている大学を去年出たと言う話になったら、先生は、言い放ちました。
『エリート大学に行っていても、要は世間知らずの若輩者だよ。社会に出て働いてみろ、って言いたいね』
ごもっとも。
コロンビア大学は、キャンパスを占拠している学生たちの平和的退去を求めて鋭意交渉中ですが、決裂したら卒業式の準備も滞るので、ヤンキーズ球場での卒業式も模索していると噂に聞きました。ちょっと、残念かも。少なくとも、エンパイアステート・ビルは卒業を祝して1ヶ月間コロンビア・ブルーにライトアップされています。因みに、コロンビアはこの青色のトーンまで非常にこだわっています。ファミリーウィークの時も散々、説明を受けましたから。
今年の卒業生は、コロナで1年次はリモート授業、そして卒業前にまたリモート授業。せめて卒業式だけは、バーチャルじゃなくて、ちゃんとしたのをさせてあげたいなあ、と思うんですけどね。
(息子の学部の卒業式風景。2022年5月)
その息子からは、今週、ちょっと面白いメッセージが筆者と娘に届きました。
メーデーを前に、労働組合が会社と賃上げ交渉に入って、交渉が決裂してストに突入したら、組合員の仕事をカバーしろ、と言われたらしいです。エンジニアとは言え、下っ端の息子は、晴れて雑用係を拝命しました。まあ、いつもと変わらないとぼやいてますけどね。
久しぶりにストなんて聞きました。子供の頃、ストで電車が止まりましたよね。学校の先生も日教組の活動を盛んにしてたし。エアロスペース労働組合は、かなり活発なようです。
メーデーを前に、大学も職場も、それから中絶のことも最高裁で争ってるし、まあ、アメリカ中、大騒ぎなこの頃です。
皆様もご無事でお過ごし下さい。
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