この週末は、多くの大学が合格者を招いてのオープンハウスを開催中です。
5月1日が合格した大学に進学するかどうかを知らせる締め切り日なので、その前に行われるのがオープンハウスです。優秀な学生を出来るだけ多く獲得したい大学が、合格者に良いとこを見せちゃおうとするのが、このイベントです。スポーツの試合もあったり、コンサートもあったり、キャンパスや周辺の街のツアーもあれば、在校生に直接いろんなことを聞ける有意義なイベントでもあります。
下の写真の中にある『A Day on College Hill』というのは、アイビーリーグの1つブラウン大学のオープン・ハウスの愛称です。
娘の場合は、行きの飛行機がキャンセルになってロサンジェルス空港で泣きそうになっていたら、同じ状況になって困っているビバリーヒルズ高校の男子と出会って、2人で、飛行機と電車とバスを乗り継いで、どうにかたどり着くハプニングもありました。お陰で、着く前からいい友達が出来ちゃいました。
厳重警戒中のコロンビア大学でも、今日、オープンハウスが決行されました。大学側は、最後の最後まで、実施するかどうか悩んでいたみたいですけど、プロテストをしている学生も大学の大切なメンバーなのだから、それも見てもらおうという結論に至ったんだとか。なるほど。
残念ながら、リスク回避のために、キャンパスツアーや大学周辺ツアーは中止。寮や図書館を始めとする建物内のツアーは行われているそうです。コロンビア大学は、合格者だけでなく、スポンサーである父兄もオープンハウスに招待して、大学内を見てもらいます。無事に終わることを祈ってます。。。。
父兄グループに名前非公開の人からこんな質問が投稿されてました。
『入学を決める前に、実際に歩き回って決めたいんですけど、そんなこと出来ますかね』
最近のプロテストで、いくら合格率がハーバードの次に低い超エリート大学とは言え、腰がひける学生と父兄がいるかもしれませんねえ。
コロンビア大に在学中のフレックス・ラーニングのチューターの1人に様子を聞いてみました。
『大丈夫』
『ご心配、ありがとうございます。どうにかやってます。もう卒業ですし、巻き込まれないように、出来るだけ近づかないようにやり過ごしてます。1番気になるのは、ちゃんと卒業式が出来るのかなあ、ってことですかね。』
彼は、既にメディカル・スクールへの進学も決まってます。
大学は、ID所有の学生、職員のみに学内に入ることを許可してるので、ニュースでも外からの中継ばかり見かけますが、ジャーナリズム学部は、報道の自由を尊重しているという発表を出しました。構内に入りたい報道関係者は、ジャーナリズム学部にDMをくれっていうことのようです。ちょっと、面白いです。。。『言論の自由』と『報道の自由』。
もうすぐ、5月1日。しっかり考えて入学する大学を決めて下さいね。
知ってるとお得な『アメリカ大学進学情報』と『面白い生活』について、NY地区から発信しています! 是非、下のボタンをクリックして応援して下さいね!