前回は、アメリカの大学の学費が尋常じゃないお話をしましたけど、その続きです。
この話で、気分が良くなるといいんですけど。
インベストメントだと思って、無理して子供にいい大学に行かせた後、子供たちは、ちゃんと稼げるようになるかってお話。つまり、借金をしてまで大学を出して、その見返りがあるか
卒業後、お金が稼げる業界はまず、金融、テクノロジー、コンサルってところですかね。
卒業10年でどこの大学の学生がどのくらい稼ぐのかのランキングです。ウオールストリート・ジャーナルの記事からの引用です。
私立大学卒の場合:
映えある1位は泣く子も黙るMITで、平均年入は$175,439 (約2,600万円)で、これは、同種の同じ年齢の人の中央値よりも$73,608(約1,100万円)も多いってことになります。ご覧の通り、10位までにアイビーリーグ6校が入ってます。(後の2校も15位までに登場します)突起すべきなのは、前回学費が高い大学で挙げたハービーマッド大学の兄弟であるクレアモント・マッキーナが堂々6位に入っていることですかね。(この両校は、超名門リベラルアーツのクレアモント大学の中にあるカレッジです。)
まあ、1年間の学費が賄えるくらいの年収にはなるようです。。。。
公立大学卒の場合:
私立大学ほどではありませんが、なかなか善戦しています。やっぱり、州立大学のトップにあるミシガン、バークレーやUCLAの名前があります。特筆すべきなのは、士官学校が上位にいることですかね。4位の陸軍士官学校(ウェストポイント)と6位の海軍士官学校(アナポリス)。学費がかからないし、お給料までもらいますからねえ、めちゃくちゃコスパがいい。それから、10のニューヨーク市立バルック・カレッジに注目したいですね。ここは、マンハッタンにあって、NYの金融界にかなりのプレゼンスがある、知る人ぞ知る大学です。口の悪い息子に言わせると、『NYの優秀なアジア人とユダヤ人が頑張ってる大学だからね』
どうですかこういう年収ランキングを見て、どこの大学に入学するか決めると言うのは
と言っても、問題は、親が頑張って、学費を払っても、卒業後稼ぐのは子供で、その恩恵を親が受けることは、まあ、ないです。御愁傷様です。筆者も、掃除の度に、息子の部屋に飾ってある額縁に入った2枚の卒業証書を眺める栄誉()に浴してるってことくらいですかね。
娘の大学の卒業証書はフォルーダーに入っていて、残念ながら飾れませんでした。どの大学がちゃんと立派な卒業証書を出してくれるかで進学先を決めてもいいかも。
ご参考にして下さい。
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