昨日の夜、つまり東海岸時間3月28日午後7時に、アイビーリーグ大学が合否発表を出しました。
個人的に、非常に気になっていた生徒さんのお母さんからも吉報を聞けて、1人で祝杯をあげました。まあ、単に飲む言い訳が欲しかったということもありますけど、美酒でした。はい。
アファーマティブアクションが終わって、どの大学も人種やエスニシティー無しで、合否を決めることになった大学が右往左往したのではないかと、囁かれています。例年だったら、白人が何%だとか、黒人やアジア人、ヒスパニックはどうだとかいう統計も一緒に出てくるんですけど、それは現段階ではありません。どのくらい多様性がキープ出来たのかは、実際に入学が確定する5月1日以降に出てくると予測されています。
気になる合格率を速報でお伝えします。
(ハーバード大学新聞クリムゾンの記事から。合格率の下降線がはっきり分かります)
勿体つけずに、ハーバードから行きます。
今年は、去年より5.14%出願者が減少したんですが、それでも 出願者総数は54,008。昨日、合格した学生数が1,245人で、先にアーリーで合格を決めていた 692人と一緒にすると、合格率は 3.59%になります。相変わらず4%を切りました。同じく4%を切ったのが、コロンビア大学とイエール大学。コロンビアの合格率は3.85%で、イエールは3.73% 。相変わらずの超難関ぶりを見せつけました。
ブラウンは5.16%、ダートマスは5.32%です。コーネル、ペンシルベニア、プリンストンは、合格率を発表していませんが、まあ、低いことは間違い無いでしょう。7%以上というのは、まずあり得ない。
4月始めまでには、すべての大学の合否発表が行われますが、学生が入学するや否やを決める締め切りが5月1日です。その日までに、どの大学も合格者をキャンパスに招待して、勧誘合戦が行われます。お楽しみのイベントも目白押しですし、先輩の寮に泊めてもらえて、そこでキャンパスライフの話も聞けます。もちろん、学食の査定も出来る。ぜひ、参加して下さい。入学前にお友達もできますしね。
ついでに言うと、MITの合格率は4.52%でした。
それから、もっとついでに言うと、ハーバードの授業料は値上げされて$82,866になります。余計な話ですが。
近日中に、めぼしい大学の合格率をまとめてお伝えしますから、お楽しみに。
それでは、ごきげんよう。
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