遊んでばかりいるんじゃないか、と誹りを受けながら、フィラデルフィアにも行って来ました。もちろん、大学訪問。いや、ホントですって。アイビーリーグのペンシルベニア大学だの、ドレクセル大学だのカーチス音大だの行きましたから。フィラデルフィア交響楽団の公演にも行きましたけど。はははは。
もうすぐ、合否発表を控えている米国の大学は、オフィシャルの合否発表の前に物凄く入学して欲しい学生に『ライクリーレター』(受かる見込みの通知)というのをこっそり送っている最中です。というか、実際の発表よりも前に、一部の学生にフライングで合格を言っちゃう大学もあります。
フレックス・ラーニングの生徒さんの中には、アーリーの出願ではないのに、既に合格通知を某アイビーリーグや有名リベラルアーツ・カレッジからもらった人もいます。えっへん。
今年のアイビーデー(アイビーリーグ大学が一斉に合否通知をする日)は東海岸時間3月28日午後7時ですけど、息子の大学の父兄グループに既に、ライクリーをもらった父兄が参加して、先輩父兄に質問攻勢中です。
『ライクリーって受かったってことでいいんですよね』
『まず、大丈夫なんだと思いますよ。大学はお宅の坊ちゃんに凄く来て欲しいって言ってるんですよ。ウェルカム』
『XXスカラーにノミネートされてる、ってあるんですけど、授業料の減免があるんですか』
『うちもXXスカラーですけど、お金は貰いませんよ。アイビーリーグは成績やスポーツで奨学金は出ませんから。出るのは、親の年収でのファイナンシャル・エイドだけです』
『XXスカラーというのは、まあ、名誉があるだけです。特別講演会のお誘いが来たり、リサーチに入りやすかったりするメリットがありますけど。まあ、履歴書に書けるってくらいです。』
ってな具合です。
我が家の双子には、ライクリーレターは来ませんでしたけどね。
昨秋まで、フレックス・ラーニングで働いてくれていたエッセイ添削者は、今、あるアイビーリーグ大学の入学事務局にいるんですが、彼女に現況を聞いちゃいました。
彼女はカナダ担当だったそうですが、既に合否判定は終わったそうです。とにかく、エッセイをメチャクチャ楽しく読んだとか。皆んな自分のことをアピールするために、これまでの人生を賭けて書いたエッセイですからねえ。
印象に残っているのは、養鶏場の後継になってくれることを期待しているお父さんとの葛藤のエッセイだったとか。食べる鶏よりも自分はショーに出て優勝するような鶏を育てたい、という話だとか。ちょっと、読んでみたい。
皆さんの合格、祈ってます。11年生は、気合を入れて下さいね。それでは、ご機嫌よう。
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