息子の研究所内で盛り上がったらしいです。ランチから戻ったある同僚が嬉しそうに見せびらかしたカップで。
マクドナルドが洒落で、ロゴを逆さまにして、ワクドナルドとして、商品展開中です。日本の漫画やアニメで商標に引っかかるので多用されてる『ワクドナルド』という名前のバーガーチェーンを今度は本家のマクドナルドがパロっちゃった。はははは。
ちょっと、感無量なんですけど。。。。
日本のアニメ文化はアメリカでもメインストリームになったってことですからねえ。これ、凄くないですか
マクドナルドは寛容な所を見せて、ワクドナルドを使っても商標違反で訴えたりしないから、バシバシ使っちゃって下さい、と言うメッセージも出してます。毎週、ワクドナルドを巡るアニメ動画を数週間に渡りリリースする予定です。今週のを見ましたけど、日本語で喋ってて、英語の字幕が入っている凝りよう。はははは。
そんな能天気な話じゃなくて、マジな話をします。
カリフォルニア州は、州出身の大学生に州立、私立大学に関係なく奨学金を出しているんですけど、それを止めちゃうかもしれない、っていう深刻なお話。
先ごろ、ハーバード大学で問題になったレガシー入学の件です。
レガシーというのは、親兄弟が同窓だった場合に、ちょっと有利になるというアメリカの私立大学にあるシステムです。同じレベルだったら、レガシーの学生が受かる率がアイビーリーグで5−8倍くらい高いという統計が出ています。アファーマティブ・アクションが違憲になったんだから、レガシーも問題視されてます。だから、カリフォルニア州は、『特定の学生を贔屓をする大学に奨学金は渡せないなあ』と言ってるわけです。
カリフォルニアの私立総合大学の2トップは、言わずと知れたスタンフォードと南カリフォルニア大学(USC)ですけど、ご参考までにこの2校にどのくらいのレガシーと高額寄付者の子供達が入っているかをお見せします。
スタンフォード:入学者の13.8%。内、レガシーが92%、8% が高額寄付者
USC: 入学者の 14.4% 。内レガシーが96%、高額寄付者は 4%、
多いと見るか、少ないと見るか。どうでしょうね。まあ、親も同じ大学を出ているから子供も優秀である確率は高いんでしょうけどね。
で、両校はどうするか
州の勧告は無視するようです。『止めたければ止めれば』って。レガシー続行です。この2つ、卒業生や企業やお金持ちからの寄付金が大きくて、州の奨学金が無くなっても、その分、学生にお金を出す余裕があるというのがその理由のようです。それよりは、寄付金が貰えなくなる方が怖い、ってことですかね。
カリフォルニアの名門リベラルアーツのオキシデンタル・カレッジとポモナ・カレッジはレガシー廃止する方向に動きました。リベラルアーツは、お金止められると厳しいですからねえ。
すみません。また、世知辛い話になりました。
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