アイビーリーグ大学の反ユダヤ対策で見る明暗 | 双子をアイビーリーグに入れた母が綴る『知らないと損をするアメリカの教育事情』

双子をアイビーリーグに入れた母が綴る『知らないと損をするアメリカの教育事情』

双子の子供を2人ともアイビーリーグに入学させた母親であるフレックスラーニングのシニアカウンセラーがニューヨーク近郊から発信しています。フレックスラーニングはアメリカ大学進学相談、オンライン家庭教師のプロです。

 

昨晩からユダヤ教の光のお祭りハヌカが始まりました。1夜毎に8夜、蝋燭の数を増やして行きます。子供達は、この時にプレゼントをもらいます。要は、クリスマスプレゼントの代わり。口笛

 

息子の大学の父兄グループに、『お宅のお子さんたちにも、ハヌカのライティング行事に参加させてよね』というポスティングがありました。これがそう。ダウン ダウン ダウン ダウン 

 

 

いつもならユダヤ人学生だけじゃなくて、全校をあげての楽しいイベントになるはずなんですけどね。お菓子ももらえるし。でも今年はなあ。。。。酔っ払い

 

先日、アイビーリーグハーバードペンシルベニア大学、それからマサチューセッツ工科大学(MIT)の学長が下院議会に呼び出されて、問い詰められました。滝汗

 

『反ユダヤ活動が激化しているけれど、ユダヤ人を抹殺するような行動に対して、大学はサポートするのか』って。ガーン

 

3人とも、直接回答を避け、『どの学生にも言論の自由を保証しないといけないから、簡単にイエス・ノーで答えられない。』と言って、大炎上中です。この3人の言いたいことも分かりますけど、ユダヤ人はどうなってもいいという結論に繋がる回答は避けられなかったんですかねえ。ハーバード卒の質問者が、凄い勢いで3人に詰め寄りました。各界で活躍中の大学の卒業生たちからも、辞職しろ、なんて声が上がってます。ゲッソリ

 

ペンシルベニア大学の学長は、この後インタビューで、『言い方を間違えました』って反省してました。『決して、ユダヤ人がどうなってもいいなんて思ってません。どっちも大切だと言いたかっただけで、あの回答は、ノーだった』って。火は消せますかねえ。えーん

 

息子の大学は、全米で有名なニュース特集番組『60ミニッツ』で、アメリカでパレスチナとイスラエル紛争で大揉めしている大学として取り上げられました。うーーん、そんなキャンパスでハヌカのライティング・イベントなんて出来るんですかねえ。ドーナツ目当てに学生は果たして集まるのかはてなマークそれとも大混乱になるのかはてなマーク。。。ゲロー

 

アイビーリーグの中で、鎮静を保っているダートマス大学も番組で取り上げられてました。どうして、他のアイビーリーグと違って学生運動がないのかって。グラサン

 

ダートマスでは、パレスチナ支援の学生、イスラエル支援の学生を分断せず、お互いの主張を冷静にさせるセミナーを行なっているんだとか。パレスチナ問題の火種なんて、前からあったわけで、付け焼き刃で当大学は対応してないとインタビューに答えてたのは、カッコよかったですねえ。2年前から、中東・イスラエル問題のクラスが授業にあって、教えているのが2人の教授。1人は、中東問題専門家のアラブ系教授。もう1人は、イスラエル出身の政治学者。ちゃんと両方の代表が学問として、一緒に授業をやっているんだとか。なるほど、こういう地盤があるから、ダートマスはバランスが取れてるって事なんですね。ラブ

 

イスラエルとパレスチナの問題は、根深いし、すぐに根本解決なんて見つからないですけど、対立して大声で怒鳴りあうよりは、同じ教室に座ることから始めてもいいのかもしれませんね。大学は学びの場なんですから。おねがい

 

先日、お伝えした娘の大学の半身不随になったパレスチナ学生の医療費に寄付したって、言って双子に喜ばれました。飛び出すハート

 

フレックスラーニングのウェブサイト

 

 

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