昨夜の双子とのチャットです。
娘『XXX(娘の会社)から連絡があって、出社しないようにって言われたよ。』
筆者『それって、イスラエルのこと』
娘『そうそう。ニューヨークでは大きなプロテストがあっちこっちであるみたいだから、会社のリスクヘッジ』
筆者『ええっ、どうしよう。明日ニューヨークフィルのマチネなんだけど。』
娘『気をつけてよ。暴力的になるかもしれないし。NYPDも非常体制らしいよ』
筆者『終わったら、チキンラーメンで評判な店に行こうと思ってたけど、真っ直ぐ帰るわ』
娘『リンカーンセンターの方は、金融街よりも平和だと思うけど。そう言えば、D(息子)の大学はロックダウンするらしいよ』
(10月12日のNYタイムズの記事。この写真はコロンビア大学のイスラエル擁護学生のラリー)
なんて母娘の会話が進んでいる時に、息子がいきなりの乱入。
息子『待てよ。M(娘)の会社ってマンチェスター・ユナイテッドをスポンサーしてたところだよね。』
娘・筆者『。。。。。』
何の話が始まったのか、しばらく無言。相変わらず、能天気。世界情勢の話から一気にサッカー談義
娘『昔ね。そう言えば、ボスがサッカーの会社の名前入りのユニフォームをもらったって、自慢してたかも』
娘が会社名をチャットで書くまで、どこに勤めてるか知らなかったしょーもない。自分の好きなことにしか興味のない息子。。。
娘は世界的に有名な保険会社のコンサル部門で働いてます。要は、双子が中学生の頃、マンチェスター・ユナイテッドの筆頭スポンサーを娘の会社がしていたことに今更ながら息子が気がついて感心したというたわいのない話にすり替わったチャット。
お陰様で無事、先ほど、コンサートからラーメン屋に行かず戻りました。因みに、NYフィルは、今日のコンサートをイスラエルとパレスチナの紛争で苦しむ人々に捧げるというアナウンスメンとをしてました。まあねえ。
今日、NYPDは休暇中の警官を全員呼び戻し、厳重警戒を引いているだけあって、地下鉄の駅に警官がいっぱいいました。プラットフォームにも何人もいましたからね。外の様子は、ほとんど見ませんでしたけど、コンサートホールから見えるジュリアードは閑散としてました。楽器を持って歩いてる学生も見ませんでした。ロックダウン
(今日、コンサートホールからジュリアードを撮った写真)
ブルックリン大学は、パレスチナ支援の学生が反対集会を行ったようです。大学生は、昔から体制批判の中心ですからね。
学生たちは、イスラエル親派とパレスチナの親派に分かれて、キャンパスで大騒ぎをしているようですけど、NYタイムズは、コロンビア大学で反対派同士が睨み合いながらシュプレヒコールを続ける横で、我関せず、量子力学概論を読んでいる学生にインタビューしてます。
『君、気にならない?』
『いいんじゃないですか。僕も含めてだけど、色んな考えの人がいるってことで』
ごもっとも。
皆様も安全には、お気をつけ下さい。
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