前回のブログで、どこの大学を出ると1番稼ぐかというお話をしました。MITがどうやらダントツだって。意外とハーバード出が稼いでないなあ、って感じでした。
今回は、その理由にも繋がるお話です。
ぶっちゃけ、理系の学生の方が、稼ぐってことです。まあ、そういうことです。MITなんて、基本的にみーんな理系ですからね。それに引き換え、ハーバードは文系に強い大学ですから、平均値を取るとMITに軍配が上がる。
アメリカのトップ20大学を専門別に年収の分析をすると、トップがSTEM(Science, Technology, Engineering, Math:科学、技術、工学、数学)を勉強した大卒ってことになります。医学部は大学院ですから、入ってません。念の為。悲しいかな底辺が芸術専攻の卒業生。お金に直結する学部がやっぱり強いっていう面白くもなんともない結論です。
これが、年収が多い学部を示した表です。
(The Bankrateのデータから。2023年9月5日)
上位は、工学部出身者ばっかり。コンピューターと薬学も入ってますけど、これも理系。
この表をよく見ると、面白いことに気がつきます。工学部は男ばっかり。エアロスペースなんて9割近くが男。この夏にエアロスペース企業に就職した筆者の息子が、大学で出会いが無かったのが分かる。。。余談ですけど。。。はははは。
近年、女子の大学進学は60%なのに対し、男子は40%しか進学してません。断然、女子の方が高学歴なんですけど、理系に進学していない。だから、残念なことに年収で見ると、こんな感じになる。
女子学生に人気のある学部を卒業したら、いくら稼げるかがこれです。
1番高収入の看護学部卒で7万ドル(9/6のレートで約1000万円)ですけど、電気工学卒は11万ドル(約1600万円)稼いじゃってる。へえ。人気の教育を専攻して先生になったりすると工学部卒の収入の半分以下。ちょっとなあ。。。。
どうです参考になりました
お金が全てじゃないですけど、あった方がいいのも確かなんですよね。でも邪心のある大人の言うことは聞かず、やりたいお勉強があれば、やって下さい。思いつかなければ、将来のことも考えて、どこの大学で何を勉強するか決めて下さいね。
グッドラック
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