『ちょっと、使える奴になってるんだよね』
息子が偉そうに、娘を含めた3人のグループチャットで自分のことを語っちゃってます。
就職して1ヶ月。大学の環境からエアロスペースの研究所に放り込まれて、あたふたしていたようですけど、やっと本来の生意気さを取り戻しました。ほっ。
『で、何やってんの』
『今日は、午前10時から午後2時半まで、冷凍するかどうかを見てたんだ。』
へえ。なんだか、使える奴の仕事とは思えない。。。
『ずっと、数字の変化を見てたんだけど、いやあ、あれは失敗だわ。全然、温度が下がらない』
えっ。ちっとも良くないのでは。。。。
『じゃあ、やり直しってこと』
『いやあ、あれで終わり。あのプロジェクトは終わり。』
碌でもないことは、ベラベラ喋るのに、肝心なことは、説明しない男です。さっぱり、何をやっているんだか分からない。まあ、いいですけどね。ちゃんと働いているなら。。。。
(関係ないですが、息子の大学のエンジニアリングスクールの研究室)
息子、初任給を貰って、ちょっと、ガックリしてるみたいです。あまりに、天引きが多くて。独身者の税金が1番厳しいですからねえ。扶養控除も全くないし。筆者にうるさく言われて参加した年金の積立もあるし。これで、学生ローンの返済が始まったら、ほとんど手元に残らないみたいです。まあ、6年分の学費ですからね。はははは。
これから、大学に進学する人もいると思うので、アメリカの学生ローンについて少しご紹介です。
学費のためのローンは2つあります。
本人が卒業後に払う学生ローン(日本で言うところの返還型奨学金)と父兄ローン。
親が全てを払う非常に恵まれた学生は、卒業後になんら返済はありませんけど、まあ、普通の学生は、この学生ローンを最大限借りてます。バイデン大統領がこの学生ローンに徳政令を出す方針を発表して、学生は大喜びをしたんですけど、共和党側の猛反対で、成立が見送られました。少なくとも、今年の9月までは無利子政策が施行されましたけどね。
我が家の双子も、ガックリしてます。ぬか喜びしてましたから。。。
ただし、学生ローンのない大学も最近、ちらほら出て来ました。親のローンは関係ないですけどね。その他、卒業後に教職に就いた人には返還免除があったりします。
息子の会社は、自分が返還する額と同額をマッチして援助してくれます。だから、小僧は、普通10年かかるローンが5年で片付く。コンサル会社に就職した娘は、まるまる自腹です。就職する時のご参考にして下さい。。。。
父兄のローンは、家庭の経済状況によって免除されなかった親たちが背負う借金です。もちろん、ローンにせず、初めから一括で払ってしまってもいいんですけどね。そうしなかった、もしくは出来なかった普通の親にずっしりのしかかる借金です。我が家もこの借金が大きい。とほほほ。息子の5倍の金額ですから。あああああああ。
どんな形で借金を背負うにせよ、背負わないにせよ、12月にFAFSAと言う国の学費エイドの受付が始まります。今年、大学を受ける高3(12年生)のご父兄は、登録をお早めに。ちょっとでも、貰えるものはもらいましょう。
追伸:新学期です。一新して頑張りたい人をフレックスラーニングは応援してます。学校の勉強もテスト勉強もヘルプしますから、ご連絡下さい。
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