ニューヨークフィルのコンサートに行って来ました。クリスチャン・テツラフが弾くブラームスのバイオリン協奏曲を聴きに。
いやあ、凄く良かった。高音部のレガートはどうしよう、っていうくらいでした。めちゃくちゃ、エモーショナルにさせられる演奏でした。
うーーん、表現力がないなあ。音楽ミステリー作家の中山七里だったら、気の利いたことが言えるんでしょうけど。最近、中山七里のピアノスト探偵、岬洋介シリーズを一気読みしちゃったので、つい自分の文才の無さに自己嫌悪。
ブラームスの協奏曲は、娘の練習中に、散々楽譜を追っていたので、余計に凄さが分かる。やっぱり、ブラームスだよなあ。バイオリンはいいなあ、と思ったりして。。。
頭の中で、演奏を反芻していたら、アパート探しをしている娘から電話がかかって来ました。どうやらすごく気に入ったアパートがあるらしい。部屋が防音で、しかも共同の防音の音楽練習室が付いている
筆者『本気で、バイオリン練習するの』
こんなことが、決め手になるとは。。。
娘『四重奏グループを作ろうと思ってるんだよね。』
ホントなんですかねえ。今だに、娘のバイオリンにかけた保険を払い続けている身としては、弾いてくれれば、嬉しいですけど、どうなんでしょうねえ。EーBayで売りに出そうかとすら思ってたんですが。。。
アパートの写真を見ると、確かにいいかも。屋上の写真がこれ。
中山七里の主人公、岬洋介は、司法試験に合格しながらもピアニストの道を選びましたけど、コンサル会社に就職した娘もどうやらバイオリンから離れられずにいます。
音楽の道を極めるのは、現実的な困難を伴いますけど、一直線に上まで突き抜けてしまう才能もあります。例えば、この人。
去年のショパンコンクールの優勝者、ブルース・リュー。
世界中で活躍してますけど、お世話になったオーバーリン音大でたったの10ドル(約1,300円)でコンサートをしちゃってます。行きます明日、オハイオ州ですけど。いいなあ。
オーバーリン音大には、同じショパンコンクールで6位に入賞したジュン・リ・ブイも在学中です。彼の場合は、大学のリサイタルだとかで、タダで演奏しちゃってるんでしょうね。一流のピアニストと言え、学生ですからね。羨ましい環境ですねえ。
ウダウダと音楽に関わるお話をしちゃいましたけど、皆さん、5月1日はすぐそこですよ。入学する大学にきちんと連絡して下さいね。
それでは、ご機嫌よう。
知ってるとお得な『アメリカ大学進学情報』と『面白い生活』について、NY地区から発信しています! 是非、下のボタンをクリックして応援して下さいね!