娘から昨晩、毎週月曜日の電話がかかってきました。ほぼ毎週、午後11時ごろに電話があります。帰り道が心細いからと言って。そろそろ、寝る支度をしようかなあと思う時間なので、かなり面倒です。
娘は毎週、大学の友達のルーシーとマンハッタンのバーに律儀に出かけてクイズ大会に参加してます。『ニューヨーク・トリビア・リーグ』と言うリーグ戦です。NY市内にある115のバーで参加出来るらしいです。
バイオリン奏者の2人には、初めはアメフトの問題なんてお手上げだったようですけど、1年も毎週参加していると、スポーツの知識も増えたようで、まあまあの戦歴を上げています。若い娘2人が足繁くバーに通っていると言うのも、自慢出来るような気がしないんですけどねえ。バーテンダーにもタダでカクテル1杯を飲ませてもらったりすると嬉しそうに言われてもねえ。
そんなバーからの帰りに、出たお話。前置き長いですよね。すみません。
つい先日、パスオーバーに招待してくれたお宅のお嬢ちゃん(娘と同じ歳で、今ハーバード医大に在学中)が、落馬して鼻の骨を折って、手術を受けることになったらしい。『大変ね』と言いつつ、医大で忙しくても乗馬はしてるんだと、感心したりして。。。
問題はそこじゃなくて、娘の発言にびっくり
『ほら、あの子、赤毛だから、手術、大変らしいよ。』
赤毛と手術えっ、何の話をしているのかと。。。。
『赤毛の人って、麻酔が効かないじゃない。だから、手術は大変って話』
へえ、知らなかった。
日本人はまあ、黒髪ですしね。こんなこと話題にも上らない。で、調べてみました。
うん、確かに医学レポートに書かれてます。
簡単に言うと、赤毛の人はMC1Rの変形を持っていて、どうもこれが、痛みを増幅するらしい。だから、赤毛の人は麻酔が効かない。少なくとも通常の人より20%くらい多く使わないと効果がないんだとか。全然、効果がない場合もあるとかで、どの麻酔を使うのかも大きな課題。へえ。
因みに、MC1Rはメラニンを管理する遺伝子で、肌、目、髪の色を決定するだそう。ご存知のように、赤毛の人は、色素が少ない。色白で、ソバカスがある。ここだけの話、赤毛の好き、結構いますよね。筆者も好きかも。はははは。
そうだ。娘のバー友達のルーシーも赤毛です。ケガしないでね。
ってことで、今回は、赤毛の彼女や彼氏が出来たら、役に立つかもしれない、お話でした。
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