アメリカで大学進学のコンサルタントをしていて、日本の大学への進学について聞かれることが増えて来ました。
日本では、優秀な高校生が語学留学じゃなくて、アメリカの名門大学に入学したいと本気で思っている。そのお陰で、フレックスラーニングも色々、ご相談を受けてるんですけど。。。。有難うございます。
反対に、アメリカで生まれて、育った日本人の子供達(テクニカルには、アメリカ人ですけど)が、日本の有名大学に入学しようと考えている。。。そんな面白い現象が起こってます。
日本の大学も少子化が進んで、もっと留学生を入れたいと思ってるみたいですしね。ウィンウィンなんですかね、これ。これまでの日本への留学生というと、大半が中国か韓国。だからアメリカの教育を受けた”アメリカ人”の留学生は、多様化を狙う日本の大学にとって喜ばれる図式なのかも。どうでしょう。
アメリカ側から考えると、まず、日本の大学の授業料は信じられないくらい安い。アメリカの有名私立に奨学金なしで進学すれば年間8万ドル(1千万円くらい)かかるんですから。しかも、日本の親戚にも名前が分かる大学に行けるというメリットもついてくる。
『うちの息子、ハヴァフォード大学に入りました!』
って言っても、それどこって言われるのが関の山ですからねえ。ハヴァフォード大学はペンシルベニア州にある超名門リベラルアーツ・カレッジです。合格率だって10%。なかなか入れない。でも、おばあちゃんもおばちゃんも知らない。。。。
アメリカの名門大学は世界中から優秀な学生が出願しますから、どうしても合格率は低くなります。隅から隅までガラス張りになる米国内からの受験生の方が不利なんじゃないかと思うことすらあります。成績優秀なのに、部活で活躍していないからアメリカの名門大学に合格出来ないような高校生は、東大の帰国子女・外国人枠の方が受かりやすいと思ってしまうのも頷けます。慶應大学も英語だけで授業を受けるプログラムを作ったりしてますよね。
ってことで、日本の大学ランキング。世界大学ランキングでお馴染みのイギリスのタイムズが日本の大学ランキングを最近発表ました。トップ10位は以下の通りです。
へえ、東大1位じゃないんですね。東北大
とは言え、旧帝大が揃い踏み。特筆すべきは、10位に私立大学のICUが唯一ランクインしてることですかね。ICUは、他の大学に先んじて、創立時から外国人を積極的に入れている大学でもあります。だから、留学生を受け入れるけど、日本語での授業しか出来ないという大学とは、ちょっと違います。そういう点でも外国からのランキングには強いのかもしれません。
そのうち、フレックスラーニングでも、海外から日本の大学を受ける場合のセミナーをしようかなと思ってます。ご興味があれば、是非、ご参加下さい。
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