いつものように、双子とチャットでおバカな話で盛り上がってます。
息子の大学では、直接的、間接的に学生に関わりそうな事件や事故について注意を喚起するためのアラートが発令されます。ガンマンが構内に侵入したから、校舎から出るな、という深刻なものもありますから、息子も一応、ちゃんと読んでいるようです。
息子の笑いの琴線に触れてしまったのがこのアラート。バイクの窃盗犯をを見つけたら通報するようにという通達。
確かにちょっと可笑しい。小さいバイクに3人乗りの犯人。子供の頃に観たサーカスと同じノリかも。何人も小さい車にピエロが乗り込むヤツ。ははは。
笑ってないで、逃げる時は、ちゃんと指示にしたがって逃げて欲しいもんです。
そんな双子と昨日は、バスケットボールの試合を観に行きました。娘の大学 対 息子の大学の試合。家族、敵味方に分かれての応援。"A House Divided" (分断された家)
娘は大学のトレーナーを着込んで同窓生7人とやんやの応援。息子は、土曜日の午前中にある授業が終わって、友達と勉強会をしていたのを抜け出して参戦。家族に付き合って、向かいの学生席に座らず、ビジター側でのこっそり応援。結局、自分の大学の負けが確定()したと判断して、後半残り10分を待てず、図書館に戻りました。ホームの学生がこれじゃあ、負ける
親としては、勉強している息子を褒めるべきなんでしょうけどね。
『House Divided』という表現は、アメリカでは良く使われます。
南北戦争時代にリンカーンが同じ国で争っている状態についてスピーチで使ったのが初めてらしいです。それ以来、何度も引用されてます。
例えば、オバマが大統領だった頃に『今だに分断されている家』という本がありましたけど、これはもちろん人種差別の問題がテーマ。リンカーン時代から変わらないから『今だに』。
最近は、トランプ支持者が議事堂に乗り込んで行った事件に象徴される共和党と民主党支持者の間の分断。入居者がいない贅沢な高級高層アパートの陰で、ホームレスの数が記録的な増加を見せてるという分断されたニューヨークのことを書いた記事が雑誌『ニューヨーカー』に掲載されたりもしてます。
世の中、きな臭いお話が後をたちませんけど、バスケの試合かなんかで決着がつけられないもんですかね。無理でしょうけど。
来週末の3月4日と3月11日に『医療系大学進学のためのセミナー』を2回にわたって開催する予定です。ご興味があれば、是非、ご参加下さい。ライブでも録画でもどちらでも。
それでは、また。
『アメリカの医療系大学に進学する方法』(歯科、獣医、その他編)
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