しばらく、日本に行ってました東京、京都、そして広島へ。仕事と遊びの半々の目的で。
姉と甥が住む広島へ東京、京都経由でたどり着いた日は、大雪。夕方、広島駅で2人にピックアップしてもらったまでは良かったんですけど、いかんせん、2人の住むマンションは、坂の上。雪で滑って上がれない車が何台も途中で立ち往生してる。
『どうするの、これ』
とりあえず、近くにあったラブホテルに、車をツッコミました。このメンツでラブホテルはないよなあ、と思いましたけどね。ははは。
母親と叔母さん(筆者)にけしかけられて、甥は、ラブホテルの受付で交渉。独身の若い男の役としては、ちょっとカッコ悪いですが、力関係上、仕方ない。一晩、車を置かせてもらうことになりました。これが広島1日目。やれやれ。
広島では、ちょっと変わった大学見学をしました。
海上自衛隊第一術科学校と幹部候補生学校。そう、江田島にある旧海軍士官学校。ちょっと、面白かった。毎週末、キャンパス見学のツアーがあります。
術科学校は、高卒で入学。幹部候補生学校は、防衛大やその他の4年制大学を卒業後入る大学院レベルの学校。どちらを卒業してもなる階級は一緒だそうですが、幹部候補生は昇進の速度が全く違うのだとか。幹部はどの階級の仕事も知っておく必要があるってことなんですかね。国立の名門、金沢大学卒の幹部候補生に会いました背が高くて、細マッチョで、ピシッとした制服を着てて、カッコよかった。
(学食と売店の建物。入っているのはローソン)
退役士官がガイドしてくれたんですけど、話の内容が現代と戦前がゴッチャになってるのがご愛嬌。
『敗戦が決まって、校庭のあそこで、機密書類を燃やしたんです』
と、悔しそうに話したり、
『あれが、歌にも出てくる同期の櫻です。花びらが散る時は、感傷的になりません。なんせ、掃除が大変ですから』
とか、
『世界のトップ3海軍士官学校は、アナポリス、ダートマス、そしてこの江田島ですからね』
と自慢したり。
アナポリスはアメリカ、ダートマスはイギリスの海軍士官学校。(アイビーリーグの1つのダートマス大学とは違う。念の為)そして日本が江田島。いや、いや、日本は、海軍士官学校じゃあ、ないですよね。もう。。。
『この建物の床は、戦艦金剛のデッキだったものです。黒い部分は、ナットがあった所です』
戦艦金剛って、明治の終わりに作られた戦艦で、太平洋戦争で沈没したのでは。。。この建物は築107年で、この床は、改装した時に、移築されたうーーん、よく分からない。まあ、有難い床らしい。。。
てな具合にツアーは進みました。
ついでなんで、世界のベスト10と言われる士官学校のランキングをご紹介しますね。防衛大学もちゃんと入ってます。
1位:US Miliatry Academy ウェストポイント(アメリカ)
2位: US Naval Academy アナポリス (アメリカ)
3位: Royal Air Force College Cranwell (イギリス)
4位: Royal Military Academy Sandhurst (イギリス)
5位: The Special Military School of Saint- CYR (フランス)
6位:PLA National Defense University (中国)
7位: General Staff Academy(ロシア)
8位: National Defense Academy of Japan防衛大学(日本)
9位: South Africa Military Academy (サウスアフリカ)
10位: Hellenic Military Academy (ギリシャ)
それでは、また。ごきげんよう。
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