『で、君のロボットの名前は何』
えっ、えっ、えっ。
我が家に来るなり、リビングに飾ってある息子のカニ型ロボットを見て、息子の同級生のS君の発言がこれ。はははは。
友達は、もちろん息子と同じ機械工学専攻。どうやら、工学部の学生は、ロボットに対して並々ならぬ思い入れがあるらしい。究極のギークですからね。ははは。
『えっと、かにロボットかな』
(息子の『かにロボット』材質は3Dで作ったプラスティック)
ホントかいな。今、つけたに違いない。全く、工夫がない。全身耳にしてこの奇天烈な会話を母は聞いておりました。しょーもない。
大学の学期が終わったすぐに、ホリデーパーティーを我が家でやる計画だったんですが、娘がフロリダに出かけちゃったので、無理やり新年会に変更して先週の金曜日に開催。息子の友達は、冬休みで実家に帰ってる人が多くて集まりは悪くて来たのは、2人。対して、娘の友達は6人。いつものことながら、娘の腕力の方が強い我が家の実態です。
ロボットに執着しているS君ですが、彼は、以前にこのブログでも登場した青年で、高校時代にスペリング・ビー(アメリカ版漢字博士。単語の綴をいうコンテスト)の全国第2位になった強者です。話していても難しい単語をバシバシ使うインテリ。
でも、この賢いS君、息子と同じ学年だったんですが、昨年夏に一緒に卒業出来なかった。
何故か
体育の単位が取れて無かったんですね。とほほ。。。
息子の大学はコア教育というのが有名で、どの学部の学生も人文系や社会系や理数系のコースを履修することが義務付けられてるんですが、なんとその中に体育まである工学部以外はその上、水泳テストまで
ということで、S君は、もう1学期大学に残って、体育をやりました。コロナで彼の体育履修計画が狂ったバスに乗ってニューヨークの田舎に連れて行かれてのハイキングだとか、ハドソン川でヨットに乗ったりだとかして、やっとクリア。親御さんは、泣いたでしょうねえ。体育で卒業が伸びたなんて。。。
この彼、実家もニューヨークですが、来週からカリフォルニアに移住して、就職します。あのスペースX。ちょっと、いいかも。でもイーロン・マスクに解雇されないといいけど。
娘のボーイフレンドは、刺身が大量に食べられるというお誘いに、既に1月2日から授業が始まっている医大のクラスが終わってから車を飛ばして、フィラデルフィアから参上。自作のポケソース持参で。気合いが入ってる。凄い勢いで食べたら、娘の部屋に篭って勉強。メディカルスクールは、容赦ないようです。そこまでして、我が家の新年会に来てくれるのは、ありがたいけど。。。
という感じで、相変わらず、双子に振り回されながら、新年が始まりました。
どちら様も良い年にして下さいね。
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