暇だ、暇だ、と念仏のように呟く息子を誘って、メトロポリタン・オペラに出かけました。演目は、ベルディの名作『アイーダ』
と言っても、溜まった洗濯物を洗ってやったら、オペラに行く前にマンハッタンのアパートに戻っちゃったので、現地集合になりました。毎日、小うるさい母親の顔を見るよりは、友達とフラフラする方がいいに決まってますからね。はあ。
息子とオペラに行くのは、これで5回目。メトロポリタン・オペラは始めてです。
双子が中高時代は、コンサートに付き合うのは、もっぱら息子の役割でした。娘は、音大受験までしたくせに、行くのは面倒くさがりましたから。
久しぶりに息子とオペラ、行ってきました。
いやあ、プロダクションが良いですねえ。第3幕の豪勢なこと。ひえー。本物の馬まで出てきた
息子と大満足。ホント、良かった。
でも、長い7時半開幕で、終わったのが11時半。4時間
深夜になると、地下鉄もバスも本数が少ないし、家に辿り着いたのは午前1時。翌日は、使い物にならないくらい疲れちゃいました。だって、朝早く起きて犬の散歩がありますしね。とほほ。
『アイーダ』の豪華な舞台を見ながら、こっそり思っちゃいました。
東京で数年前に見たミュージカル『王家の紋章』は、アイーダと同じくエジプトが舞台だけど、舞台演出がちょっと残念だったなあ、と。あっちは、1番高いチケットをだったから、今回のチケットの3倍はしたんですけどね。うーーん。
今回は手に入れたのは、1番安いバルコニーのチケット。33ドル也。それで4時間、堪能したので、コストパフォーマンスはいい
(バルコニー席からの舞台を見る)
息子の大学は、マンハッタンにあるので、学生たちにコンサート、オペラ、ミュージカル等の安いチケットや無料チケットの配布があったりします。学生証で美術館や博物館に無料で入れたりもします。残念ながら、いつも抽選になるようで、息子は一度もその恩恵に預かってないようですけどね。日頃の行いが悪いのかも。
ニューヨークの大学に行くというのは、いろいろな文化的なことに触れる機会が多いという特典があります。田舎の大学では、ローカルの映画館だとかボーリング場だとかの無料の日なんていう催しがあるようです。それはそれで、悪くないかもしれません。
息子がインスタにストーリーを上げたら、大学の友達からメッセージが届いてました。
『オペラ好きだったんだ。今度一緒に行こうよ』
もちろん男子学生からですけどね。ははは。
アメリカ大学への出願はあと数日を残すばかり。最後まで頑張って下さいね。
Happy New Year
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