アメリカの私立大学のアーリーでの出願締め切りまで、1週間。
どうです間に合いそうですか
出願するには、コモンアップと言う統一のオンラインシステムのフォームにまず書き込む。そして、大学を選ぶ。それから、各大学で求められているものをアップロードすると言う手順です。
で、コロナの影響で今年も、共通テスト(SATとかACT)の点数はオプショナルになった大学が多いです。アイビーリーグは軒並みオプショナル。これって、良さそうですけど、実は結構キツイ。それ以外で勝負しないといけない訳ですから。
日本人に評価が高いMIT(マサチューセッツ工科大学)は今年からSATまたはACTの点数が必要です。
共通テスト以外のものと言うと、まず、学校の成績。共通エッセイと各大学独自のエッセイ。それから高校時代に学業以外でやった活動。場合によっては、芸術作品だとか、演奏ビデオだとか、研究論文なんていうのを提出。
普通の高校生だったら、ちょっとオリンピックでメダル取って来ちゃいました、なんてのもないし、ショパン・コンクールで入賞しちゃいました、なんていうのもない。ねっ、共通テストの点数が無いのって厳しいって分かりました
フレックスラーニングのコンサルで言ってます。できるだけSATかACTで点数を取ろうよ、って。この方が、コンクールで入賞するより、楽だからねって。
まあ、勉強しろよってことです。
12年生(高3生)だと、アーリーの出願には間に合わないですが、レギュラーならぎりぎりあと2回SATが受けられます。11月5日と12月3日。ACTならあと1回。12月10日。
で、今回のお話は、そのACT。前置き、長ーい
東海岸、西海岸の高校生はSAT、中西部の高校生はACTを好むと言われています。近頃は、どっちも受けて自分に相性が良い方を出しちゃおうという傾向のようです。
ACTは読解、数学、理科、英語の4セクションからなっていて、どれも36点満点です。そして、4つのセクションの総合点も36満点で評価されます。
大学側は、ACTのどのセクションも最低点を22点としています。
1991年以来ずっと平均点は21点以上を推移して来たんですが、コロナの影響か2021年度は20.3点、2022年度はついに20点を切って 19.8点まで落ち込んじゃいました。うーーん、まずくないですか、これ共通テストの点数がオプショナルだったら、大学に進学する能力がなくてもバレないかもしれませんが、そういう問題では無いかも。
アラバマ州なんて、去年、わずか15%の学生しか足切り点数をクリアしていなかったけど、30%の学生は4年制大学に進学したそうです。州内の公立高校で、コロナで、簡単な授業ばかりになったせいじゃないかとケンケンガクガク。大丈夫か、アラバマ
ってことで、皆さんは、ちゃんと時間をかけて勉強して下さいね。
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