『えええっ、5年もかかってやっと手に入ったのに』
息子、逆上中です。
大学から卒業証書が届きました。厚紙の封筒に入って、郵送で。それがこれ。
写真を撮って、双子にチャットで送りました。
息子『へへへ。やったね。大学はずっと証書を人質にしてたもんなあ。マジで』
娘『なんで、もう折り目が入ってんの』
そう言えば、真ん中よりちょっと右寄りにシワが
息子『えっ、なんだよこれ。新しいのをもらってよ。冗談じゃないよ』
筆者『封筒が郵便箱に押し込まれてたんだよね。ほら、これが封筒だよ』
息子『。。。』
娘『郵便屋さん、字が読めない人じゃないの』
封筒には大きな文字で『折り曲げないで下さい』って書いてある。
息子『勘弁してくれ』
筆者『卒業証書は、しっかりした折り目は入ってないから、額に入れたら、大丈夫かも』
こんな会話をしていると父兄のSNSでも同じ話題が
『この封筒みて下さいよ。無理やり郵便桶に入ってて、曲がってますよね。息子がこの証書を手に入れるのに、どれだけ払ったんだ、って感じですよ。』
うん、分かる。息子の大学は、アメリカで2番目に高くて、ちゃんと払えば、年間の学費が8万ドル以上(日本円で900万円)しますからね。卒業までに35万ドル(4000万円
)たった1枚の紙ですけど、親は一体いくら払ったんだ、ってことですよ。
このポスティングから、色んな人が色んなことを投稿し始めました。
『うちの郵便配達は、他の郵便は郵便箱に入れて行きましたけど、証書は、ちゃんと玄関まで持って来てくれました。』
羨ましいポスティングもありました。
大多数の父兄は、在校生か新入生の親なので、『ご卒業おめでとうございます』なんて能天気な感じでしたけどね。もちろん、筆者も投稿しました。怒りの投稿。
大学のサイトで、卒業証書の再発行サービスというのを見つけましたけど、100ドル也。うーーん、始めから傷物だったのに100ドルはないよなあ、って感じなんですけど。。。取り敢えず、息子は交渉してみるようです。タダにしろって。
新しいのを貰えるのなら、息子には、新学期に直接取りに行くように厳命しました。どうなりますかねえ。来年の大学院の卒業証書は、ピックアップにしたいもんです。
因みに、娘の大学の卒業証書は、小ぶりでしっかりしたフォルダーに入ってました。娘は去年の卒業でしたけど、何故か今年の夏に届きました。これです。
ってことで、卒業したものの、『お後がよろしいようで』とは行きませんでした。
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