アメリカの子供たちの夏休みが始まろうとしてます。
長ーい夏休みをどう過ごすのかは親の頭を悩ませます。
我が家の双子も小さい頃から、色んなアクティビティに参加させました。幼稚園生の頃から、苦労しました。
ミュージカル劇団に突っ込んだこともあります。
(ハックルベリーフィンのミュージカル『ビッグリバー』に出た時の息子)
レストランに行けば、売れない俳優がウェイターをしていると言われるロサンジェルスに住んでいたので、劇団に参加するのは、簡単でした。星の数ほど、演技指導が出来る人もいますしね。もちろん、授業料を取られます。1週間続く商業公演に出演する事になるんですけど、父兄は、こっちもお金を払って観ないと行けない。お金を取られるばかり。。。
劇団には、基本、誰でも入れてくれるんですけど、役をもらおうと思うとオーディションがあります。こっちは、かなりの競争率です。場所柄、有名な子役も捨てるほどいますからね。
致命的に身体が硬くてバレエの才能が全くなかった娘を気の毒に思ったおばあちゃん(筆者の母親)が常々、
『Mちゃんは、女優さんみたいね。』
と、お姫様ドレスを着ている娘に言っていたせいか、洗脳されて()娘がお芝居にどっぷりハマりました。
(これは、娘。同じく『ビッグリバー』に出た時のもの)
親としては、かなり適当に、手当たり次第に色々させちゃったんですけど、その中にたまたまミュージカルがありました。。双子を売り出してやろう、なんて野心も無ければ、そんなことが出来るとは思わない現実的な親だったので。。。単なる習い事の1つ
小4の夏休みのうち1ヶ月(残りは、音楽キャンプ)、娘をあるミュージカル劇団のサマースクールに参加させました。
スクールなので、個人個人に演技指導もしてくれる。全員、セリフのある役をもらえる。でも平日の昼間に発表会をしたので、スポンサーである筆者は、結果を見ることもありませんでした。。。まあ、娘は面白かったようです。
息子は、結局3回くらいしかミュージカルに出ませんでしたけど、娘は小学生時代は、オン・オフをしながらもずっと劇団にいました。5年間でたった1回だけ、オーディションの最終選考まで残りましたこの『輝かしい』実績を残して、娘の女優人生は幕を閉じました。おばあちゃんの呪いが解けるまで5年かかりました。ははは。
女優人生に終止符を打った娘は、裏方に回って、中学、高校、大学を通して学校のミュージカルのピット・オーケストラで、バイオリンを弾き続けました。おかげで、筆者は、たくさん、ミュージカルを観ることが出来ました。奈落に座っている娘の姿は見られませんでしたけど、楽しみました。ははは
めでたし、めでたし。
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