やっと見つかりましたやった
息子の新学期からのルームメイトのお話です。
娘に捨てられた男は、グズです。捨てられるだけのことはある。なかなか、重い腰を上げない。
早くルームメートを見つけてくれって、筆者は何度も言いました。3月から、3ヶ月間。こんな男は、痛い目に遭わないと分からないから放っておこうと、何度も思ったんですけど、直接経済的な被害を受けるのは、筆者ですからねえ。
世間を騒がせたカップルが住んでいるアパートとは格段に落ちる大学のそばの古いエレベーターのないアパートとは言え、家賃、ハンパないです。2ベッドルームのアパートを息子1人に住まわせるような余裕は我が家にはない
ニューヨークの大学に進学したいと思ってる人も多いでしょうから、ご参考までに愚息のアパートの家賃を言っちゃいます。月3000ドル(日本円で約38万円なり
)大学生のアパートですよ、これ。半分払っていた娘がいなくなって、全額背負うことになるかもと、青くなってました。
息子は、当てにしていた友達にふられました。
まず、大学の同級生のA君。大学院進学のGoサインをくれない自分の大学に痺れを切らして、カリフォルニア大学バークレーの大学院に進学することにしたので。なし。取らぬ狸です。
もう1人当てにしていたのは、中高時代の親友B君。彼はバークレーのコンピューターを卒業して、去年から例のツイッターでプログラマーをしてます。その彼がリモートだからNYに住んでもいいなあ、なんて言うので、息子は彼を当てにしていた。やっぱりシリコンバレーに残ると。2匹目の取らぬ狸。
大学内で探そうとしてたんですけど、如何せん、グズ。動きが遅い。息子の大学の部屋探しサイトというのがあるので、それにポストすると言い始めたのが1ヶ月前。でもやらない。
(大学の前の通りを闊歩する卒業式当日の息子)
我慢ならなくて、筆者は昨晩、息子の大学の父兄グループのSNSにポストしました。
『工学部を卒業して、大学院に進学予定の息子がルームメートを探しています。大学から徒歩10分。居間、台所、バスルームは共同。家具付き。皿洗機、洗濯機完備。ご興味があれば、メッセージ下さい』
載せた途端、メッセージが来ましたお母さん、早い
『息子はヤモリを飼ってるんですけど、いいですか』って。
同じ機械工学科の4年生。授業や研究室で顔見知り。なーんだ、お前かよ、ってことだったらしい。
この2人、似たもの同士自分で見つけられないグズ同士。母親同志で、しょーもない連中だと笑っちゃいました。
ってことで、9月から息子は、ヤモリを連れてくる学生と同居と相成りました。
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