『ダブルでアレルギーだよ、これ』
ピーナッツと言う名前の猫を飼い始めた友人のアパートに出かけた娘からのメッセージです。
娘は、致命的なピーナッツアレルギーです。テストでスケールが振り切れちゃうレベルのアレルギー。大学の学食で、誰かがピーナッツバター・サンドイッチを作った器具を知らずに使って、救急搬送されたくらいのアレルギー。
息子ほどじゃないですけど、猫にもアレルギー。鼻水が止まらなくなる程度の。ってことで、友人宅訪問は、あまり愉快ではなかったようです。残念。
ご存じですか猫を寮に連れて行っていい大学があるのを。
驚くなかれ、東と西の両巨頭、MIT(マサチューセッツ工科大学)とカルテック(カリフォルニア工科大学)、どちらも猫と一緒に寮に入ることが許されてます。いいでしょ。行きますか
MITは自分の部屋だけじゃなくて、廊下だとか、共同スペースだとか、周りの部屋にも猫を連れて行っていいことになってます。カルテックの方は、1つの寮に2匹まで、っていう規定があるようですけど、水槽で飼うことの出来る動物もOK。
どっちの大学も天才的に優秀な学生ばかりの大学で、多分、それなりにストレスもあるでしょうから、ペットに癒されると言うのは、悪くない気がします。犬は、吠えたり、噛み付いたりするリスクがあるので、連れて行けるのは、猫だけのようです。
癒しペットと遊ぶサービスがあって、訓練された犬を貸し出している大学もあります。1時間だとか2時間だとか、センターで犬と遊んだり、寮の部屋でもどこでも連れて行っていいよ、と言うシステムだそうです。
(マイアミ大学は、犬を貸し出せます!)
特に名門大学の学生は、入学してからも競争が激しくて、ストレスで参る学生が後を絶ちません。ペットセラピーは悪くないかもしれませんよね。
つい先日も、スタンフォード大学のスター女子サッカー選手が自殺すると言う痛ましい事件がありました。自殺の理由は公表されてませんけど、プレッシャーによるストレスが原因だったと思われています。
テニスの大坂なおみさんも、メンタルの厳しさを訴えていたのは記憶に新しいですけど、確かにアスリートの環境は、厳しいですよね。トップになるためにどれだけ練習しても十分じゃないんでしょうから。トップを取ったら、取ったでその地位を維持することのプレッシャー。延々と続く。
『そこまで、追い込まなくてもいいからね』って言ってあげたいですけど、のほほんとしていたら、トップになれないわけですし、その辺りが難しい。。。
名門大学でアスリートをするのは、過酷な状況だと考えられてます。スポーツをやっているからと言って、試験もレポートも免除される訳じゃない。遠征に出かけたら、とにかく勉強の時間が限られる。亡くなった選手も、遠征中は、チームメートと一緒にホテルで勉強していたんだとか。休む暇なしです。猫と一緒だったら良かったのに、とか思っちゃいました。
じゃあ、犬の散歩に行ってきます。
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