『お母さん、助けて〜』
さあ、ゆっくり本でも読むかとリクライニングチェアに腰を下ろした途端、娘からいきなりフェイスタイムのコールが入って来ました。水曜日の午後9時過ぎ。
フロリダ旅行から戻って、クローゼットに服を掛けようとして、ネズミを見つけたんですよね。ネ・ズ・ミ。『猫のいない時に、ネズミは遊ぶ』って諺通り。娘の居ない間に、娘のベッドルームにネズミ出没
息子はまだ大学から戻って来ていないいつ戻るかも分からない
要は、娘の部屋を隅から隅まで見て、ネズミを捕まえてくれ、というのが娘のお願いです。と言っても、世の中で、ネズミほど恐ろしいものはないと思っている筆者に言われてもねえ。女2人で、悲鳴を上げるだけになると思うんですけど。。。
ニューヨークのアパートは古いですからねえ。ネズミが住んでいても不思議はないかも。実際、管理会社も駆除業者と契約があって、毎月、各ユニットに問題を聞きに来ている。最近、そんな訪問があったばかりなので、他のユニットで駆除されて、こっちに移動して来たのかも。
とりあえず、管理人さんに連絡。管理会社にメール。娘は、恐ろしくて寝られないから、24時間サービスの会社にも問い合わせたんですが、費用が400ドル。うーーん。ちょっと高い。これ、きっと持ち出しでしょうし。結局、契約の業者さんに1日置いて金曜日の午前中に来てもらうこととなりました。
それまでの対策がこれ。
これ、ワナです
ツルツルのゴミ入れにチーズを入れただけ。中に入れるように、本で階段を作って。ただし、一旦、中に入るとツルツルで出られない。双子が小学生の時に飼っていたハムスターが逃げ出した時に、作ったワナと同じ。あの時は、成功したんですけどね。
こんなワナがなくても、ネズミも怖がって、人がいる所には、出てこないかと思うんですが。。。
結局、夜遅く、出かけて、手伝いました。息子も10時半には戻って来て、アパート中の検査。最後にネズミは夜行性だから、ベッドルームの明かりをずっとつけておくこと。食べ物は全て撤去することを厳命して家に帰りました。やれやれ。
翌日の木曜日も、娘が仕事から戻って来る時間に出かけて、大掃除を手伝いました。食べ物も全て容器に入れたりと、大忙し。金曜日は、駆除業者が来るので、そのためにまたアパートに出かけたりと、自分の仕事に差し障る忙しさでした。
金曜日は、駆除業者が見つけたのは、ガスレンジの裏の小さい穴。管理会社に穴を塞いでもらうお願いをして、1件落着。あっちこっちに毒入りの食べ物も置いてくれました。でも死んだネズミは、自分で始末しないといけない。うーーん。
ってことで、ちっとも面白くないことに振り回されてました。親が近くに住んでいる、というのも考えものかもしれないなあ、と今度ばかりは思ったネズミ騒動でした。
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