寒が緩んだとは言え、やる気は起こらず、どうしたもんかなあと思っていたら、ブラジルの叔母から写真を貰いました。自分の家の庭で撮った写真。
暖かそうです。いいなあ。
叔母とは血縁ではなく、叔父の奥さんという関係です。一族郎党を貧困に突き落とした、あの叔父の奥さんです。前にも言いましたけど、叔父は母の弟で、1ドル360円時代にMITに留学した挙句、ブラジルに移住し、日本に錦を飾ることなく、2年前に他界しました。ぶっちゃけた話、授業料を苦労して払った家族にお金を返すこともありませんでした。ってことで、我が家にとっては、複雑な人です。叔母さん、幸せそうで、結構です。いいですけど。
叔父の留学中は、日本人にとってとんでもない授業料だったと聞いていますが、今もアメリカの授業料は、高額です。日本人だけじゃなく、アメリカ人にとっても。高い。
今、アメリカ政府が運営する授業料支援(FAFSA)の申し込みの真っ最中です。受験生の親たちも、大学の合否発表を待たずに、手続きをする必要があります。来年度(今年の9月から)大学生である予定の親は、税金申告のコピーだとか、源泉徴収票だとかを添付して提出します。って、ことで、筆者もここ5年間、面倒だなあ、とぼやきながら提出して来ました。
FAFSAを提出すると、情報は、在学中または予定の大学にもシェアされて、無返還の奨学金の額が決まったり、残りは、国や自治体から学費ローンを借りたりすることが出来ます。だから、これ、結構大切です。留学生にも提出が求められてます。
来年度から、息子は大学院なので、FAFSAの申し込みは親ではなく、学生本人のみの情報になります。つまり、ほとんど、収入も資産もない本人。自慢じゃないですが、息子は、社会の底辺、パラサイトです。
その結果、もらった通知がこれ。
どうやら、$20,500(日本円で230万くらい)支援があるらしい。でも、これって息子が背負うローンですよね。実際の学費がいくらになるのか、まだ聞いていないので、どうなるんでしょうねえ。全部でどれだけ払うんでしょう。どう考えても、この金額で学費が賄えるとは思えないんですが。
お金のことを考えてまたもや、鬱になってしまいました。とほほほ。
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