気だるい日曜日の午後、息子は、週末も関係なく大学に出かけて勉強しているようです。感心、感心。って思ってたら、娘から危ないチャットが筆者と息子に入って来ました。
娘:『ガンを持った人がキャンパスに今いるみたいだよ』
息子:『えっ』
『爆弾をいくつかのビルに仕掛けたって警告があったみたい。』
『でも、ガンマンのことは聞いてない。』
娘:『両方だって。』
『どこにいるの?』
『図書館?』
息子:『工学部のビル。』
『MUDD(これはビルの名前)にいる。』
そう言って、息子が送って来たのがこの地図。
娘:『これが犯人のツイートだよ』
確かに、
『AR-15とグロック10ピストルを所持してて、警察が来たら、爆弾を破裂させるし、銃撃する。』
って書いてある。多分、がせなんだろうけど、まあ、世の中何があるか分からないですからね。娘も、大学から近いアパートでもヘリコプターの音やサイレンの音がしていると言ってます。
うーーん。
息子によると、大学はロックダウン状態ですが、警報にはガンマンの話は出ていないと。イエールとコーネルもブラウンも爆弾を仕掛けたっていうメッセージを受け取っているんだそうで。アイビーリーグを憎んでいる人が犯人なんですかねえ。
取り敢えず、娘と筆者は息子に言いました。
『気をつけて、動き回らないで、じっとしてなさい』って
そしたら息子から
『教室の鍵を閉めたよ』って。
よしよし。取り敢えずは、大丈夫かと。研究室でプロジェクトをやって、その後で1人で空き教室の黒板を使って、宿題をやってたみたいです。相変わらず、黒板好きです。帰るときは、earbudsなんて耳にしないで、周りに注意するように念を押しました。
『ガンマンが大学に押し入って来た場合の心得』というのをついでにチェックしちゃいました。
大切なことは3つ
1。走って逃げる:そりゃそうだ。
2。隠れる:見つかっちゃあ、まずいですもんね。狙われるし。
3。攻撃する:えっ、ちょっとこれは。マズイのでは。。。もちろん、逃げも隠れも出来ない場合の最後の手段みたいですけど、これ怖すぎでしょ。自分の周りにある消化器だとか、椅子だとかを投げたりしろって言ってる。まあ、そうなんですかね。
日本でも電車で無差別のアタッカーがいたりするご時世のようですから、普段からどこにいても気合を入れてないといけないってことなんでしょうね。
息子の大学のそばでジョギングしている人たちが、何人もレンガで後ろから殴られるっていう事件が先週あったばかりです。通学も学校での勉強も気が抜けない。やれやれ。
このチャットを始めてから1時間半後、警察は全てキャンパスを調査して、パトロールしてロックダウン解除になりました。良かったブラウン大学は、今だにロックダウン状態のようです。こっちも早くクリアになるといいですけど。
それではみなさまもお気をつけて。
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