いやあ、これって親バカそのものじゃないですか
双子が大喧嘩をして、共同で使っていた勉強部屋から娘が自分の机をベッドルームに持ち出すことにしたんですが、横着をして机を引っ張っていたら、上に乗っていたiMac(アップルのデスクトップのコンピューター)を落としてしまったんですよね。それで、ヒビが入っちゃった。泣き叫んで電話してきた娘を宥めてアップルストアに予約を入れさせたんですけど、地下鉄と徒歩というのは、大変だろうと思ったので、車で送り迎えすることにしました。
5日後、修理が済んで、ピックアップする時も、娘は当たり前のように筆者に連絡をして来ました。リモートで働いているから昼休みに行ってピックアップしたいから、遅れないように12時15分にアップルストアの前に来てくれと。
そこで、はたと気が付いたんですよね。リフトでもウーバーでもタクシーでの拾えるじゃないかって。マンハッタンですよ。わざわざ母親がニュージャージーからハドソン川を越えるために通行料を払って行く意味があるんだろうかって。うーーん。ちょっと親バカ
(ニューヨークへの関所。ジョージ・ワシントン橋。筆者はこれを渡ってマンハッタンへ行きます)
双子は公共交通機関の発達していないロサンジェルスで生まれ育ったので、親の運転でどこにでも行く習性が身についてます。筆者も車で双子を送り迎えする習性が身についているので、あまり何も考えず、すぐ車で行っちゃう。ニューヨークを車で動き回る人の方が少ないですよね。反省、反省。
自分のことをかなりの親バカだと気がついて反省したんですけど、アメリカ人の親たちもかなり親バカです。
娘の大学の相互援助の父兄グループがあるんですけど、そこにこんな質問を見つけちゃいました。
『新入生の母親です。息子は、高校では1番だったし、自負もあったんですけど、大学の勉強に苦労してます。つい最近のテストの点も非常に悪くて、このまま大学を続けられないかもしれないって、泣いてます。どうすればいいですか』
この質問にそれはそれはたくさんの回答が寄せられました。
『こういう時は、とにかく会いに行きなさいよ。息抜きに美味しいものでも食べさせたらどう』
『うちの子も、新入生の時、他の学生が優秀でショックだったけど、よく考えたらアイビーリーグだもの、みんな優秀だわ。気楽にしてて大丈夫。ペースに慣れるわ。教授のアシスタントに相談して見るといい。手取り足取り、勉強をみてくれるから』
『とにかく、同じクラスに友達を作ること。一緒に勉強するといいわよ』
こんな具合の返事が100以上も寄せらせました。
ねっ、アメリカの親たちも大学生にの子供たちのお世話をやめてません。日本の親より、過干渉だって、大学生ですよ。
ってことで、子供がいくつになっても親はお世話をしちゃうんだろうなあ、って思った次第です。
知ってるとお得な『アメリカ大学進学情報』と『面白い生活』について、NY地区から発信しています! 是非、下のボタンをクリックして応援して下さいね!