双子をリトルリーグに突っ込んだお話の続きです。
手間もお金もかからないかと思って入れた野球とソフトボールのチームだったんですけどねえ、結構、面倒でした。
コーチは、父兄です。もちろん、経験者。
このコーチたち結構、かなりの曲者です。平日の練習だとかに参加出来るような人たち。弁護士だとか、コンサルティング会社のパートナーだとか、会社経営者だとか、はたまた某有名俳優(人気のTVシリーズに長年、主役をしていた人。名前は言いませんけどね)までいました。こんな人じゃないと、時間が自由にならないってことですかね。まあ、いいんですけどね。羨ましい。
(これは娘のソフトボールチーム。娘は、後ろの列の1番左。アジア人は娘をのぞくとベトナム系の子が1人。あとはみんな白人。チームスポーツをしているアジア人はとにかく少ない。)
双子の練習の送り迎えがどうしても頼めない時にこんなことがありました。
午後になって小雨が降り出したので、練習は中止だ、仕事を中断して行かなくてもいいとほくそ笑みながら、確認のメールをコーチに送ったら、こんなメールが戻ってきました。
『おい、女。これを雨と呼ぶのか』
ひえー。怖い。
これで、弁護士なのこの人このコーチ、ハーバード・ロースクール出です
ちょっと頑張った息子は、7年生の時に(中1)地区のオールスターチームに選ばれたんですけど、そのことを本人には言わないようにとコーチに口止めされました。
(息子のオールスターチーム。独立記念日に水鉄砲を持ってパレードに参加した)
コーチはトラックを借りて、練習初日の土曜日の朝にチームの子供たちの家を一人一人回ったんすよね。ピックアップされた子供たちは、荷台に。我が家は5、6番目だったと思います。いきなりコーチがやって来てドアを開けた筆者に聞きました。
『少年の部屋はどこだ』
廊下の突き当たりを指さすと、すでに招集されているチームメートを従えて、息子の部屋に突進。まだベッドにいる息子を叩き起こして言いました。
『おい、オールスター練習に行くぞ。ユニフォームだ。早く着替えろ
』
はははは。お見事。
チームは2回戦で負けたんですけど、その後も秀逸でした。
夜10時にトイレットペーパーを持ってある家の前に集合させられました。負けた相手のコーチの家です。腹いせにトイレットペーパーで家を飾ってやろうと。アメリカではイタズラの定番とされるトイレットペーパーのTPです。
息子はリトルリーグで色んなことを学びました。
息子は、高校ではサッカーを続けたので、野球はこれでおしまいだったんですけど、同じオールスターチームにいた少年は、アイビーリーグのコーネル大学にスポーツ入学しました。頑張った人には、こんな結果もついて来るのがスポーツです。
ついでに言うと、娘は、バイオリンに集中したので、ソフトボールもサッカーも中学で終わりにしました。学年が進むと、取捨選択しないといけませんからね。
皆さんも、あまり考えず、とりあえず始めてみてはどうですか少なくとも、人生経験にはなるかと。。。