『悔しいじゃないですかだから言ってやったんです。マイ・ボーイの方がルビオだって
』
ルビオというはスペイン語で金髪です。確かに息子は髪に日に当たると、キラキラするハイライトが入っている明るい茶髪でした。その頃は。ご存知のように、白人の髪の毛は、子供の頃は明るいけれど、大人になるにつれて、どんどん暗い色になってくる場合が多いです。息子も同じく、今ではすっかりダークブラウン
他に褒めるところはなかったんですかねえ。中南米の人間は、黒髪がほとんどですから、金髪というのは、貴重で自慢出来ることなんですね。なるほど。
(当時の息子。金髪ではないけど、かなり明るい茶髪)
スケートではうまく行かなかったので、次に挑戦したのが、テニス。
歩いて行ける公園の中にテニスクラブがある。ナナに連れていってもらえる。という安易な動機でトライさせました。ってことで、4、5歳児のグループレッスンに突っ込みました。
子供の世話をするヒスパニックのナニーたちは、自分の世話をしている子供たちが1番だと思ってる。そしてその親たちのことも競い合っちゃうみたいです。ナナを通じて、筆者も近所のご家庭の内情を随分、聞いちゃいました。どこそこの奥さんが浮気している、なんてことまで。まあ、我が家の内情も同じように、他所に流れていたんでしょうね。ははは
(子供用の持ち手の短いテニスラケット)
同じテニスのグループにいた少年のお母さんが、オペラ歌手で世界ツアーに出かけてる、ってその子のナニーに自慢されたんだそうです。それに対抗して、ナナが言い返したのが、息子の髪が金髪だ、ですからねえ。ちょっと、論点がズレていると思うんですけど、他に思いつかなかったんですかね。情けないかも。
とにかく、双子はテニスを始めました。
まず習ったのがボレー。問題は、同じ頃にふたりはTボール(棒の上に乗せられたボールをバットで打つ子供版の野球)を始めていたので、勘違いしちゃったんですね。とにかく、思いっきりラケットを振って、ホームランを狙う。ラインの外にボールを出すのを目標に頑張った。いや、違うって
ナナもテニスが分からないし、ふたりが思いっきりボールを飛ばすとやんやの喝采をする。上手くなるわけないよなあ、です。
そんなこんなのテニスですが、3年習って終わりにしました。続けても良かったんですが。テニスは出だしからホームラン狙いですし、他のスポーツの方が面白くなったみたいでしたし。
だから、テニスは親の都合でやめさせたんじゃなくて、3年様子をみて、親子ともに納得してやめたってことになると思ってます
それでは、また。ごきげんよう。
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