そろそろかなあ、と思ってましたけど、来ましたねえ。授業料の請求。
9月の初めからアメリカでは通常、新学期が始まります。今年は、ワクチン接種を条件に大学に戻っての対人授業の予定です。やっとです。1年半家にリモート授業を受け続けた息子もやっと大学に戻れます。やったー
で、問題はこれです。特別にお見せしましょう。息子の大学からの請求書。
年間82,696ドル
半端じゃないでしょ。日本円で850万円くらいですかね。これ、現実です。
授業料だけなら、63,530ドル。私立はこんな感じです。大学の費用はこのくらいだと思って、皆さん、積み立ててらっしゃるのかな、と思いますけど、これだけじゃカバー出来ないんですよね。実は。それでも高いですけどね。日本円で650万円くらいですよね。これ。
これだけじゃあ、大学に行けない。次に来るのがこれ。 15,454ドル。寮費と食費。アメリカの大学は少なくとも1、2年生は寮に入ることが強制されます。リベラルアーツ・カレッジは4年間、寮生活というのが普通です。寮に入らないとどうなるかというと、オフキャンパス、つまり大学の近くにアパートを借りて住むことになります。まあ、寮よりは高めですけど、大学4年生とかになると自由を求めて出たがります。
(息子の大学)
娘は大学4年時にアパートを友達2人と借りてました。で、今回も娘の半脅迫に合い、息子もオフキャンパス。娘とアパートシェアとなりました。ですから、息子の場合は大学にこの金額は払わなくていい。ですが、学食で食べる予定なので、食費は払うことになります。もちろんアパート代の支払いが筆者には悲しくも課せられます。とほほ。
次の1,342ドル。これは、教科書や教材費です。まあ、そんなもんですかね。教科書、高いですから。これは、直接、大学に払う訳ではないです。大学の本屋またはアマゾンに払う。
次の106ドル。これは、人それぞれでしょうねえ。日本から留学するのだったら、旅費はこんなものじゃ済まないですよね。桁が違う。息子ならハドソン川にかかってるジョージワシントン橋を渡る16ドルだけですけど。
最後の2,262ドルは、お小遣い。大学生もたまには外で食事したいし、映画にも行きたい。服だって買いたい。ってことでこの値段。月にすれば毎月2万5千円ってとこですから、妥当ですかね。学生によるでしょうけど。筆者は息子にこの部分は、払わないと言ってあります。遊興費まで払う義理はないと思ってますから。
ここには出てませんけど、大学の健康保険を使うならそれで2000ドルくらい追加があります。日本からの留学生は絶対必要です。アメリカの保険を持ってないですからね。
ってことで、年間82,696ドルです。
でも、大学は、親の収入によってグラントと呼ばれる返還不要の奨学金を出してくれます。全額免除される場合もありますからご安心を。年収が100,000ドル(1千万円くらい)あっても出ます。1-2万ドルくらいですけどね。
ってことで、今からお金の算段をします。とほほ。
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