『お母さん、もう信じられない』
いきなりこんなテキストメッセージが娘から届きました。娘と息子は今マンハッタンのアパートで同居をしてます。同居を始めて10日。双子のケンカに巻き込まれるのは勘弁して欲しい。
娘によると、トイレを詰まらせたまま息子が友達と出かけてしまったんだとか。ひえーー。またトイレですか。先日、トイレが詰まったと言って息子が連絡して来ましたけどね。
筆者『あんた、本人に言ったらいいじゃないの』
娘『テキスト送ったけど、返事がない』
筆者『ふーん、で、帰って来るまで、トイレに行かないくていいの』
娘『そう言う問題じゃなくて、人間として終わってると思うんだよね。同居する最低のルールも守れない』
筆者『ちゃんと、ルールを作ればいいじゃないの、トイレは詰まったら、ちゃんとプランジャーをするって』
娘『そんなルールを作らないといけないのが間違ってると思うんだよね。小さい子供でも知ってる。トイレを詰まらせたらどうにかしないといけないって。』
筆者『慌てて出かけたんじゃないの。後でちゃんとするからって言わなかった』
娘『言わないわよ。せめてそう言う誠意を見せてくれれば、まだ理解出来るけど。普通の人の常識がないと思う。お母さん、どうにかしてよ。息子じゃない。親としての責任があるよね』
筆者『。。。』
詰まったトイレをどうこうする作業は、非常に面白くない。しかも人のものを処理する不愉快さは分かる。でも、21にもなってこの双子はどうしたもんかと、筆者は嫌になりました。
こんなやりとりをしていたら、一緒に息子と出かけている友達から筆者に息子の写真が送られて来ました。それがこれ。
地下鉄で、携帯を見てる娘の怒りのメッセージは見たのでは
で、筆者もさりげにメッセージを送りました。
筆者『トイレ、詰まらせたって』
息子『らしいね。知らなかったんだ。』
筆者『放ったらかしにしたんじゃないって、言いなさいよ。メチャクチャ怒ってたからね。』
息子『うるさいなあ。』
この件に関しては、もう干渉するのはやめました。それにしても、この双子、相変わらず低レベルのケンカばかりです。
娘は後10日で就職です。息子は、夏学期が先月末に終わって、大学4年になる秋の新学期まで2ヶ月インターンも決まらず、プータローです。世間の大学生は、ちゃんとインターン先を見つけて頑張ってるんですけどねえ。トイレ問題ばかり起こしてる暇はないと思うんですけど。困ったもんです。
息子は先月、早々に大学4年生からそのまま大学院に移行するコースに入れることが決まったので、ちょっと余裕かましちゃってます。この夏は何も出来なくても、来年、就職するわけじゃないからと大丈夫じゃないかとタカをくくっているような気がします。いやはや。
勉強が出来ても、トイレを詰まらせてその処理が出来ない息子は、やはり社会的にやっていけないんじゃないだろうかと、親としては心配なんですが。絶対、娘には言いませんけどね。面倒ですから。
それでは、暑くなって来ました。お身体をご自愛下さい。
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