『クィア・アズ・フォーク』っていうドラマにはまっています。そう、LGBTQのQです。
これ、題名からお分かりでしょうけど、ぶっちゃけた話ゲイの『フレンズ』版って感じですかね。主人公2人は、高校時代から”親友”。お互い離れがたいくらい好きなんですけど、どうにもならない。1人は純情青年でもう1人はスケコマ氏。手を出しちゃったら、関係が崩れると思ってる。その2人とその周りのゲイ友がくっついたり離れたりするお話です。舞台はペンシルベニア州のコスモポリタンシティのピッツバーグ。
このドラマのターゲットはゲイだったらしいですけど、特に女性の間でヒットしちゃったって代物です。まあ、分かる。イケメンがバンバン肉体美を披露してくれますから。へへへ。
このドラマの放送当時(2000年から2005年)アメリカでは同性婚の法案を通す機運が高まっていたんですけど、このドラマそれを後押しするのにも貢献したって言われてます。まあ、ゲイの人たちだけに楽しませるにはもったいないヒューマンドラマで、めちゃ面白いです。
主人公の1人(もちろん、スケコマの方)がナンパしちゃう高校生がいるんですけど、この子が有名私立高校に通うアッパーミドルの少年で、成績優秀なんですよね。アラサーのゲイたちに翻弄されながら、クラブ通いしながら、SATで1,500点(満点は1600)取っちゃったりする。で、アイビーリーグのブラウンとダートマスに願書を出す。へえ。
(ナンパされる高校生は黄色のTシャツ)
こんなんでアイビーリーグに受かっちゃったら、現実の高校生は怒るよなあ、って思ったりするんですが、ダートマスに合格しちゃいます。まあ、ドラマですからね。
この少年は、高校でゲイだということでイジメにあったりするんですけど、リベラルなことを売りにしている上院議員の支援を得て、学校でプロテストをしたりして、学校で自分の位置を確立しちゃったりするんですよね。まあ、リーダーシップを持って何かするっていうのは、アイビーリーグには十分アピールがあるのは確かでしょうね。
息子のゲイ問題で一層関係が冷え込んでいた両親をもとに戻そうとして、本当は行きたい美大を諦めようとしたり悩む少年でもあります。家族ドラマもたっぷり見せてもらえます。
この少年、クラブに行く合間にSATを勉強するだけじゃなくて、もちろん、いつもスケッチブックを持っていてデッサンをしています。男性ヌードばかりですけどね。ははは。
LGBTQ支援団体に寄付するための絵画展があるんですけど、そこに出品もしてる。これも、アイビーリーグにはアピール出来るかもしれませんねえ。才能があることも、それから、社会的意識が高くて貢献もしてることになりますから。
ってことで、この少年、確かに勉強だけじゃなくて、情熱を持って取り組む活動(アートとLGBTQ)をやってるってことでアイビーリーグ素材であるのかもしれませんね。ナットク。
次回からは、この少年がどっちに行こうかと迷った2つの大学のご紹介をしちゃいます
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