E君がどこの大学院で数学の勉強を続けるのか、ってお話でした。![]()
大学院は、自分の在学していたアイビーリーグ大学でそのまま進まず、あえて外に出ることにしました。合格していたアイビーリーグやジョンズ・ホプキンスだの世間では、超凄いと思われている大学を蹴って、師事したい数学者のいる大学を考えてメリーランド大学への進学を決めちゃいました。へえー![]()
E君の場合は、どこの大学院にもすんなり入れる超優良物件だったはずなんですが、ワシントンDC郊外にあるこの大学へ行くことにしちゃった。![]()
E君は、インターンでワシントンDCにあるNASAの研究所で働いてましたから、その辺りも考慮に入れたみたいです。将来は、大学に残ってもいいし、NASAに行ってもいいと。究極のチョイス
なるほど。![]()
大学の名前じゃなくて、自分が本当に勉強を進めたい環境を提供してくれる場所を選んで、突き進んで行く姿勢、いいですねえ。![]()
E君が蹴った超名門ジョンズ・ホプキンス大学でやっぱり数学専攻の学生を知っています。こちらも今年、卒業なんですけど、彼の卒業後の進路はどうだったか![]()
学部在学中に起業しちゃいました。ヒエー![]()
聞いても良く分からなかったんけど、アフリカの教育システムをどうにかするネットワークシステムを作って、かなり儲けているらしいです。だから、就職もしないし、ましてや、悠長に大学院に行くなんてこともしない。大したもんです。![]()
話をE君に戻します。![]()
E君のアパートの部屋の壁には大きな紙が貼ってあって、ここにいっぱい、数式が並んでます
筆者の息子は、黒板好きで、コロナの間は大好きな黒板の代用でホワイトボードを使ってましたけど、E君は壁一面を使ってました。そのことを指摘したら、
E君『立って色々書いたものを、ちょっと離れて全部見てみるって動作が、数学には有効だと思うんですよね。』
ノートにチマチマ書いていては、いけないらしい
ふーん。![]()
(ご存知、息子のホワイトボード)
コロナでほとんどの授業がリモートだったので、E君はオフキャンパスのアパートの部屋に1日中籠って、壁の数式を睨んでいたらしいです。数学者は、寝ても醒めても、頭の中は数式が支配しているようです。ヒエー![]()
筆者『数学をやって、フィールズ賞を取っちゃうような人は、きっと毎日数学に没頭してないといけないんだろうに、E君はうちのバカ娘や息子に引き回されて、迷惑だったんじゃないの。ごめんね』
E君『そんなことないです。凄く嬉しかった。だって、アナグラから引き出してくれる人がいるっていうのは、悪くないって思ってます。楽しかったし。』
筆者『そう言ってくれると嬉しいわ。ワシントンDCはそんなに遠くないから、是非、また遊びに来てやってね。』
E君『もちろんです。』
ってな具合に、E君の将来をこれからも拝見出来るようで、楽しみです。何か進展があったら、こっそりお伝えしますね。![]()
この話、まだまだ続きます。![]()
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