お金がなくても大学に行ける | 双子をアイビーリーグに入れた母が綴る『知らないと損をするアメリカの教育事情』

双子をアイビーリーグに入れた母が綴る『知らないと損をするアメリカの教育事情』

双子の子供を2人ともアイビーリーグに入学させた母親であるフレックスラーニングのシニアカウンセラーがニューヨーク近郊から発信しています。フレックスラーニングはアメリカ大学進学相談、オンライン家庭教師のプロです。

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日本では、大学進学率が伸び悩み、持つものと持たざるものの格差が一層広がっていると、聞いています。日本に住んでいないので、実感することがないので、本当の所はよく分からないんですけど。キョロキョロ

 

コロナの影響もあるんでしょうけど、大学へ行く費用が出ない、奨学金が充実していないっていうのが、大きい理由だとか。日本では、育英会の奨学金とか、返還を要求されるものが大多数で、その為に学生は卒業後大いに苦労するとかいう話も聞きます。えーん

 

アメリカでは、2種類の奨学金があります。まず、家庭の収入に応じての奨学金。もう一つは、成績に応じての奨学金。それからスポーツ特待生用の奨学金もあります。これらは、返還の義務はありません。だからこそ、奨学金というと思うんですけど。返還するなら借金ですよね。ショボーン

 

大学資金を支払うには、奨学金の他、ローンもあります。このローンも2通り。学生ローンと父兄ローン。これが、日本の奨学金に近いような気がするんですけど、どうですかね。で、最近の流行として、学生ローンは卒業後の大変だからと全て免除する大学が増えて来ています。大学自体裕福じゃないと出来ませんけどね。ニヤリ

 

ともあれ、アメリカの私立大学は、授業料が信じられないくらい高いです。それに、日本と違ってキャンパス内の寮に住むのが普通ですから、その寮費だの食費だのも付け加わります。年間平気で$70,000(日本円で700万円強)かかっちゃいます。親の年収より多かったりします。えーん

 

こんな大学誰が行けるんだビックリマークってことになるんですけど、まあ、1文無しでも行けちゃったりします。てへぺろ

 

クエストブリッジというプログラムがあるんですが、いわばマッチングサービスです。口笛

 

大学と受験生のマッチング。ドキドキラブラブ

 

 

 

このプログラムへの参加資格は、成績はいいけど、貧乏なこと。家族の中で初めて大学に行くこと。全ての条件を満たす必要はないんですけど、要は、恵まれない家庭環境にある将来有望な学生を救済するシステムなんですよね。恋の矢

 

このプログラムには、アイビーリーグを始め、スタンフォードだの、シカゴ大学だの、超名門ばかり45大学参加してます。このプログラムに承認されると言うことは、野球のドラフトの名簿に上がると言う感じですかね。ドラフトに上がった学生は45大学の中から、自分が行きたい大学を12選ぶ。順番をつけて。野球の逆指名みたいな感じですかね。グラサン

 

大学側は、ドラフトに上がって来た学生がつけたランク順に検討して行く。ランク1の大学がパスすれば、2番目の大学が検討する。またパスすれば次、って具合です。それで、大学が気に入れば、マッチ通知を出す。出したら、学生側に拒否権なし。必ず入学しないと行けない。口笛

 

ですが、全額無償です。学費も寮費も食費も全てタダ。画期的なシステムです。多様性を求める大学側も美味しいし、学生も美味しい。いいですねえ。音譜

 

ご参考までに、このプログラムに参加している大学のリストはこれです。ダウン

 

どの大学に入れても、御の字だと思うんですけど、どうですか。ラブ

 

ってことで、家庭環境が厳しくても、頑張って勉強していた学生には、こんな制度があるよ、ってお話でした。音譜

 

フレックスラーニングのウェブサイト

 

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