学校区のことばかり考えて、引っ越した先は、メンドくさい所だったっていうお話の続きです![]()
前回は、家に関する決まりにブツブツ言ったので、今回は街路樹のお話から始めます。![]()
旧態然とした住宅ばかりの市には、それぞれの通りに決められた街路樹が植わってました。![]()
我が家の通りは、地味にボックスウッドという名前の常緑樹。落ち葉が散らないのだけが、長所といえる面白みのない木でした。![]()
こんな木です。![]()
温暖な南カリフォルニアらしく、ヤシの木が指定されている通りもあります。これは、悪くないです。高く高く伸びた裸の幹のテッペンに葉っぱがそよいでいるのは、南国感満載です。ある通りは、ヒマラヤ杉で、12月になると500メートルくらい続く道沿いの全ての木に市が電飾を付けて、それはそれは、楽しいクリスマスツリー並木を見ることが出来ました。![]()
カリフォルニア工科大学の前に続く通りは、ジャガランダーと言うブラジル原産の紫色の花をつける美しい木が指定されてます。日本だとピンク色の桜並木を通り抜けるのは、1年に1度のお楽しみでしょうけど、筆者にとっては、500メートルくらい続く紫のトンネルを抜けるのが通勤途中の楽しみでした。懐かしいなあ。ニュージャージーやニューヨークじゃあ、見られないですからねえ。![]()
(実にこんな感じの通りだったんですけど、残念ながら写真を撮ってなかったので、インターネットで見つけたオーストラリアのものです。アメリカと車線が違うのがご愛嬌です。)
ってことで、それはそれは、美観にこだわる市でした。![]()
どんな所だったかイメージが湧いたことと思います。まあ、ぶっちゃけ、すごーく綺麗な高級住宅街です。![]()
こんな所に家を買うのは、庶民の筆者には『清水の舞台から』って感じでした。何せ頭金をどうにかしないといけませんからね。![]()
当時のアメリカは国民みんなが持ち家を持てると言う政策をキャンペーンとしていたので、頭金なしで買うことも出来ましたし、初めの支払いが少なくて数年後にいきなり支払いが増えるバルーン方式と言うのが流行でした。要は、これがバブルになった原因です。結果は、ご存知の通り。こんなうまい話は続かない
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双子が高校を卒業するまでの少なくとも15年間、そこに居住することを考えると、低金利のうちに変動制ではない30年ローン組んだ方がいいことは、明白でした。ずーっと同じローンの支払い額。だったので、バルーン方式は避けました。堅実、堅実。![]()
でも、毎月の収入から払えるローンを考えるとかなりの頭金を出さないといけなかったのは、キツかったですねえ。お陰で不動産に注ぎ込む投資額が増えて、バランスの悪いインベストメントのポートフォリオになっちゃいました。はははは。![]()
そう言えば、娘のバレエスクールで知り合った小学生のご家族が同じ通りの5軒先に引っ越して来たことがありました。前回、ご紹介したスペイン風のお宅のお向かいの家に。ここは英国チューダー様式の家でした。![]()
(チューダー様式の家)
その家族たった1年しか、そこに住みませんでした![]()
なぜ![]()
その答えは次回のお楽しみに。![]()
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